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7542七子餅茶99年無内飛 プーアル茶
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7542七子餅茶99年無内飛 プーアル茶
7542七子餅茶99年無内飛 プーアル茶

7542七子餅茶99年無内飛  1枚  約340g
1枚   15,800円
50g   3,600円
航空便送料込の価格です。
2枚以上の価格は申込みフォームをご参照ください。

【申込みフォーム】

製造 : 1999年
茶廠 : 雲南孟海茶廠
茶山 : 孟海茶区
茶樹 : 大葉種
茶葉 : 3級〜6級
重量 : 340g
工程 : 生茶
倉庫 : 台湾未入倉

甘味
渋味
とろみ
酸味
苦味
香り
熟成度
●●●○○ にじみ出る甘み
●●●●○ 穏やかで強い渋み
○○○○○
●●●○○
●●●○○ 穏やかな苦味
●●●○○ 軽快で上品
●●○○○ 未入倉にしてはよく熟成

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※2008年1月4日 好評につき、再入荷しました
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7542七子餅茶シリーズで、1999年につくられたものです。
生茶で、比較的乾燥した保存環境がつくる、サッパリした風味ではありますが、熟成具合はよく、しっかり旨味がのっています。

孟海茶廠(メーカー)の茶号:7542は、1970年代から毎年作られている生茶の餅茶(円盤型)です。おそらく生茶の餅茶の中では最もロングセラーのものとなります。それだけにファンも多いお茶です。
「7542」の生い立ちについては、「七子小緑印圓茶7542の散茶」のページをご参照ください。
【7542七子餅茶の生い立ち】

7542七子餅茶99年無内飛 プーアル茶
7542七子餅茶99年無内飛 プーアル茶
左が、「7542七子餅茶99年」 内飛無し。
右が、「7542七子餅茶91年」 内飛あり。

このお茶の一番の特徴は、内飛(茶葉に埋め込まれた小さな紙)がないことです。内飛が無い理由は、1999年に中国雲南省の孟海茶廠(メーカー)で製造されてからすぐ、台湾に輸入されたことによるものです。
1949年〜2004年まで、台湾は中国大陸産の茶葉の輸入を規制していました。そのため、多くのプーアール茶が密輸という形で、ベトナムを経由して、ベトナムのお茶として輸入されています。
当店で紹介している「7592七子餅茶プーアル茶」も同じ経歴を持ち、そこで詳しく紹介していますのでご参照ください。
【7592七子餅茶プーアル茶】


写真は、「73青餅7542七子餅茶」の内飛。
ベトナムのお茶として輸入されるのに、「西双版納泰族自治区 孟海茶廠出品」と印刷されている内飛が茶葉に埋まっているのは問題です。台湾の茶商は、孟海茶廠(メーカー)に依頼して、内飛と包み紙のない裸の「7542七子餅茶」をオーダーします。そして、台湾に到着してから、孟海茶廠から別途仕入れた包み紙(おそらく香港を経由した個人輸入による)で包みなおして台湾で販売されます。

このお茶には、1990年代後半までにはそれがほとんどであった香港の茶商の倉庫に保存されたプーアル茶とは、大きく異なる点があります。
1950年代〜1990年代後半までは、雲南の茶葉の取引を国が管理し、国営企業の貿易会社のみが、高級プーアル茶を海外に輸出する権利がありました。ほとんどの高級プーアル茶は、いったん香港の茶商にわたります。香港や広東の倉庫で保存熟成されてから、アジア華僑圏を中心とした様々な国へと販売されてゆきました。
中国の経済の自由化により、雲南の茶葉の取引も、1990年後半から自由化されてゆきます。それと同時に、台湾でのプーアル茶ブームが到来し、香港を経由しないで、台湾の茶商へ直接販売されるプーアル茶が急速に増えました。

7542七子餅茶99年無内飛 プーアル茶
香港やその隣の広東は、もともと気温と湿度が高いことと、その地方の人々が甘くてまろやかな風味を好むことから、プーアール茶はしっかりと保存熟成されます。乾倉と呼ばれる加湿しない倉庫でも、変化は大きく、しっかりと熟成されてゆきます。数年間保存されると、強い渋味や苦味はおだやかになり、旨味や甘味が増し、香りは独特の陳香をもつようになります。
倉庫から出してからすぐの茶葉は、まだ湿気が多いため、しばらくは小売店の室内など、常温の乾燥したところに置かれ、乾燥してから販売されます。

台湾は、気候は大差がないのですが、茶商とはいえ、香港や広東ほど大きな倉庫を持っているわけではありません。場合によっては小売店の空き部屋やマンションの一室などが倉庫なので、せいぜい人が生活できるレベルの温度と湿度の環境になります。
そこでは、菌類が活動するのかしないのか、成分の変化のみなのか、そこがはっきりとは解明されておりませんが、香港の倉庫に比べると、変化が少なく、ゆっくりと熟成してゆくかのように感じますが、そのまま年数が経って熟成がすすんだとしても、香港や広東の風味にはなりません。やはり熟成の仕方がなにか異なるようです。

台湾の倉庫に直接届いた生茶には、数年程度では、出荷された直後の、緑茶の状態の風味が強く残ります。その風味は、むしろ台湾の人の好みには合うようで、そうした風味に人気が出るきっかけとなりました。
茶商の倉庫については、以下のページをご参照ください。
【茶商の倉庫が味をつくる】

7542七子餅茶99年無内飛 プーアル茶
メーカーから出荷されて、そのまま台湾のような保存環境に置かれたものを、当店では「未入倉」と呼んでいます。この「7542七子餅茶99年無内飛」はまさに「未入倉」のプーアル茶です。

雲南の茶葉の取引が自由化された1990年代後半以降は、茶商の倉庫を経由しない、未入倉のプーアル茶が急速に増えます。当店で扱った未入倉のプーアル茶の一例です。
【大益7542七子餅茶06年】
【大益7532七子餅茶06年】
【大益沱茶05年プーアル茶】

香港や広東などの茶商の倉庫にいったん入って熟成され、そこから出てくるものを「退倉」されると言います。当店にも退倉のお茶がたくさんあります。
【73青餅7542七子餅茶】(香港乾倉→台湾常温乾倉)
【黄印7542七子餅茶】(香港乾倉−台湾常温乾倉10年)
【92紅帯青餅プーアル茶】(香港乾倉−台湾常温乾倉)

7542七子餅茶99年無内飛 プーアル茶
左:7542七子餅茶06年 (未入倉)
中:7542七子餅茶99年無内飛 (未入倉)
右:7542七子餅茶91年 (入倉)
年代や倉庫環境の異なる「7542七子餅茶」を並べてみました。並べて見ると、色の違いがわかりやすいです。もうひとつ注目すべきは、茶葉の質感です。

7542七子餅茶99年無内飛 プーアル茶
1999年 7542七子餅茶

上:7542七子餅茶06年 (未入倉)
中:7542七子餅茶99年無内飛 (未入倉)
下:7542七子餅茶91年  (入倉)
年数が経つほどに、餅面(餅茶の表面)の茶葉にすき間ができているのがわかります。成分変化によって茶葉は乾いたようになってゆき、ゆるくなります。
このお茶「7542七子餅茶99年無内飛」の表面の色は、赤味が増して、かすかに光沢があります。これが、菌類の発酵によるものか、それとも成分変化だけのものか、あるいはそれらが交互にあるのか、はっきりとしませんが、いずれ当店で解明してゆくつもりです。
「7542七子餅茶91年」は、香港の倉庫でしっかりと熟成されています。表面には、白露と呼ばれる、湿度の高いところで茶葉の成分が浮き出たところがあります。白露の出ているものの中には、熟成に失敗したものもあるため、判別が難しいのですが、この「7542七子餅茶91年」は、熟成に成功しており、とても良い風味に仕上がっています。写真ではわかりにくいのですが、餅面(餅茶の表面の茶葉)にはかすかな光沢があります。失敗している餅面は、くすんだ色をしています。このくらいに強く熟成されたものは、菌類による発酵がなかったとは言いがたいほど、倉庫の環境は高温多湿です。これもいずれ解明したいと思います。

■7542七子餅茶99年無内飛の試飲
7542七子餅茶99年無内飛 プーアル茶
7542七子餅茶99年無内飛 プーアル茶
茶湯の色は明るい栗色です。渋味や苦味もまだまだ強いのですが、嫌な感じではありません。それよりも旨味や甘味が先に感じられます。香りには、まだ煙っぽいような雲南の茶葉独特の香りが残りますが、これも邪魔するほどではなく、7542特有の、樟香や蘭香も感じられます。
出汁をとるように、サッとあっさり淹れると、旨味が際立ちます。美味しさのバランスがよくなるのは、まだ10年以上先かもしれませんが、少しずつ崩して飲みながらでも、その味の変化を見る楽しみもあるでしょう。

7542七子餅茶99年無内飛プーアル茶
7542七子餅茶99年無内飛プーアル茶
「7542七子餅茶99年無内飛」の葉底
葉底(煎じた後の茶葉)からは、等級の異なる茶葉が配合されていることがよくわかります。4級を主とした「7542」の配合です。新芽の部分や、やわらかい茎の部分も少し入っています。茎の部分は、空気の通りをよくして、熟成を促す役割があります。長期保存することを前提にした配合です。

■飲み比べ
7542七子餅茶99年無内飛プーアル茶
左 :7542七子餅茶06年 (未入倉)
中:7542七子餅茶99年無内飛 (未入倉)
右:7542七子餅茶91年  (入倉)

7542七子餅茶99年無内飛 プーアル茶
左:7542七子餅茶06年
右:7542七子餅茶99年無内飛
「7542七子餅茶06年」は、2006年のものですから、現時点ではまだ緑茶に近い状態です。本物の緑茶は、新芽や若葉のみでつくられ、香りが強く、サッパリしながらも旨味のあるものですが、プーアル茶である「7542七子餅茶」の配合は、雲南の大葉種の茶葉で、しかも大きめの茶や茎も混ぜるので、クセがあります。煙っぽい香りに、舌に残る強い渋味と苦味。実は、甘味も強いのですが、渋味や苦味に圧倒されてしまい、現時点でのバランスはよくありません。
「7542七子餅茶99年無内飛」は、煙っぽい香りは穏やかで、「7542」の特徴とされる樟香や蘭香もかすかに感じられます。渋味も苦味も落ち着いていて、旨味や甘味が格段に増していることが、比べることでよくわかります。

7542七子餅茶99年無内飛プーアル茶
左:7542七子餅茶99年無内飛
右:7542七子餅茶91年
「7542七子餅茶91年」は香港の倉庫でしっかりと熟成されたもので、「7542七子餅茶99年無内飛」とはまた違った系統の風味になっています。「7542七子餅茶91年」には、もはや煙のような香りも、舌に残るような渋味もなく、口にまろやかで、ゆっくりと口に含んでいられます。香りは弱いのですが、口から鼻に抜ける息には、梅香や蘭香、かすかな樟香を感じます。甘味にもいろいろありますが、この甘味は、穀物のようにおっとりとコクのあるものです。

7542七子餅茶06年
7542七子餅茶99年無内飛
7542七子餅茶91年
上:7542七子餅茶06年 (未入倉)
中:7542七子餅茶99年無内飛 (未入倉)
下:7542七子餅茶91年  (入倉)
葉底(煎じた後の茶葉)。色と質感の違いに注目してください。新しいほど色は緑で、触った感じはフワフワして弾力があります。熟成が進むほど、赤味が増し、茶葉は枯れてカサカサしてきます。同じ大きさの等級の茶葉ですが、熟成するほどに茶葉は開きにくくなり、メーカーでの茶葉の加工の際によじられた状態が、そのままになります。

3つの味比べによってわかることは、 「7542七子餅茶06年」と「7542七子餅茶99年無内飛」は、どちらも未入倉で、風味に共通しているところが見つけやすく、同じ線の上にあると感じられます。
「7542七子餅茶91年」は、香港の倉庫熟成によって、大きく変化し、違った方向の風味を持っています。

■まとめ
1990年後期より、未入倉の生茶のプーアール茶が急速に増えました。雲南の茶葉の取引の自由化により、民営のメーカーが自由にプーアール茶を作り、中国国内や海外にも自由に販売できるようになったため、従来の茶商を経由しないルートが開けたからです。
同じ頃の、台湾のプーアル茶ブームの時期に、1990年代初期よりそれ以前のプーアール茶は、香港から台湾に大量に移されています。そられは香港の倉庫でしっかりと熟成されたもので、「退倉」して台湾でゆっくりと寝かされる形になるため、入倉(倉庫熟成している)の風味になります。
1990年代初期までは、入倉モノ。もしくは入倉から退倉したモノ。1990年代後半からは、未入倉が増え、大きく分けると、入倉と未入倉の2つの系統が存在します。
それぞれの系統に、出来の良いのと悪いのがあります。この「7542七子餅茶99年無内飛」は、未入倉の中では、とても出来の良いものです。ひとつの基準にしていただけると思います。

7542七子餅茶99年無内飛プーアル茶
七枚一組で竹の皮の包みになります。

また新しい情報があれば、ここに文章を追加してゆきたいと思います。

7542七子餅茶99年無内飛  1枚  約340g
1枚   15,800円
50g   3,600円
航空便送料込の価格です。
2枚以上の価格は申込みフォームをご参照ください。

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茶葉の量のめやすは以下をご参照ください。
【5gのプーアール茶葉でどのくらい飲めるか?】

保存方法については、以下のコーナーをご参照ください。
【プーアール茶の保存方法】

【店長にメール】

お客様のご感想

大阪府M.Sさま
プーアール茶入門6種セットでこのお茶を好きになりました。手持ちの2007年の生茶と比べて飲んでみて、その旨味の濃さに驚きました。サッパリしていると表現されていますが、やはり、熟成の違いは大きいですね。メコン川の川風にあたって、発酵したのでしょうか。それとも、台湾の環境でしょうか。こういう熟成のに出会うと、うれしくなります。

静岡県K.Sさま
私の好きな味です。渋みとのみ味のバランスがすごく良いものですね。今後も飲んで行きたいプーアールですね。

愛知県K.Kさま
これ絶対旨くなります! 今まさに新茶から成熟茶になる過渡期にあると言った感じです。 酸味で両頬がキュッっとなるのがたまりません。 甘味、香り、◎。 苦味はこれからもっと落ち着いていくのではないでしょうか。 期待のホープ!!

つぎにこのプーアル茶はいかがでしょうか?
黄印7542七子餅茶プーアル茶
黄印7542七子餅茶
【このプーアル茶の詳細】
大益7542七子餅茶07年プーアル茶
大益7542七子餅茶07年
【このプーアル茶の詳細】


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