黄印7542七子餅茶 1枚 約340g 1枚 46,000円 90g 15,000円 50g 9,000円 20g 3,800円 ⇒【申込みフォーム】 製造 : 1989〜1993年 茶廠 : 雲南孟海茶廠 茶山 : 易武正山 茶樹 : 雲南大葉種 茶葉 : 表3〜4級、裏5〜6級 春摘み 工程 : 生茶 重量 : 340〜350g 倉庫 : 香港乾倉−台湾常温乾倉10年
易武山の茶葉でつくられた「7542七子餅茶」。力強い風味の中に、スッキリとした香りとほろ苦味が効いています。
「7542七子餅茶」は孟海茶廠にて毎年製造されていますが、この「黄印7542七子餅茶」は、1989年頃に香港の茶商から孟海茶廠(メーカー)に一度だけオーダー生産されたものです。その茶商は王曼源氏であると推測されています。 香港のプーアル茶王とも呼ばれる王曼源氏は、2000年に出版された、台湾唐人工藝出版の「普耳茶譜」の顧問もしています。 しかし最近は、その信頼はかつてほどではなくなりました。プーアル茶の商売の難しさが伺えます。 「黄印」の名前は、「黄印圓茶」を連想させます。このお茶のベースとなっている「7542七子餅茶」が初めて生産されるよりももっと昔の1950年代〜1960年代に孟海茶廠で作られた、印級と呼ばれる最上級クラスの餅茶(圓茶)のひとつです。 「黄印」と呼べる印級の系列のお茶は、1970年代末ごろまで生産され、1980年代に復刻版(レプリカ)もありますが、この末期につくられた「黄印」の茶葉の配合が、7542七子餅茶に似ています。このことから、このお茶の名前が「黄印7542七子餅茶」とされたと推測しています。 「黄印」については、「七子黄印大餅70年代プーアル茶」のページをご参照ください。 ⇒【七子黄印大餅70年代プーアル茶】 「7542七子餅茶」については、「七子小緑印圓茶7542の散茶」のページをご参照ください。 ⇒【七子小緑印圓茶7542の散茶】 ■このお茶の特徴
七枚組みの竹の皮包みの上に「黄印7542」と印されています。
包装紙は「手工綿紙」ですが、色の異なる2種類の紙があります。撮影した七枚一組では、うち6枚が黄色い色の包装紙(写真の下のほう)で、1枚だけ白い色の包装紙(写真の上のほう)でした。 包装紙の「八中茶」の「茶」字の色に違いもありますが、これはおそらくインクの色は同じで、下地の紙の色の違いが影響しているのだと思われます。
雲南七子餅茶の「七」はタテに細長い文字のデザイン。
中茶(真ん中の「茶」の字)のインクは、浅黄色。
「中国土産畜産進出口公司雲南省茶葉分公司」の、「中」の字は「口」の大きい「大口中」版。「出」の「山」は、上下の大きさの違うタイプです。これは1970年代のものに多いデザインですが、1989〜1993年のこのお茶は、茶商からのオーダー品のため、「大口中」版のデザインになっています。一般的には、7542七子餅茶は、1970年代のものが「大口中」版で、1980年代以降が「小口中」版になります。 ![]() 内飛(茶葉に埋め込まれている紙) 文字のデザインの「出」の字の、上の「山」と下の「山」の大きさは同じ、「平出内飛」と呼ばれるものです。これは1980年代〜1990年代中期の文字のデザインなので、このお茶の年代と一致します。茶商による指示は、内飛にまでは及ばないようです。
餅茶の裏面の茶葉
崩した茶葉 茶葉は「肥碩」(肥えている)と呼ばれるように、ひとつひとつの茶葉に厚みがあり、とくに大きめの茶葉が配置されている餅茶の裏面はボコボコしているように見えます。厚みのある茶葉は春摘みの茶葉の特徴です。さらに、易武正山(易武山)の茶葉が使われています。これも孟海茶区の茶葉が使用されている「7542」とは異なる点です。 ■このお茶の試飲 ![]() 煎じると、茶葉はゆっくりと開きます。写真は3.5gの茶葉ですが、それでも葉が開くと、蓋碗を満たすくらいに膨れ上がります。 おちついたお茶の香りの中に、「蘭香」と呼ばれる香りがかすかにします。また苦味は漢方薬のような強い苦さで、舌にのしかかってきます。 舌に苦味が残る感じは日本の抹茶にも似ており、甘いお菓子との相性がいいでしょう。 明るい栗色のお茶の色ですが、味はしっかりとしています。薄いめに煎じたほうが味のバランスが良いでしょう。少し濃いめに煎じると苦味が際立ち、ツウ好みの味わいになります。
葉底(煎じた後の茶葉)。 大葉種喬木の典型的な形の茶葉が出てきます。一般的な「7542七子餅茶」は、孟海茶区の茶葉が使用されており、茶葉の形はあまり整っていませんが、この「黄印7542七子餅茶」は茶葉の形が比較的整っており、易武山の茶葉の特徴ある形が見れます。 同じ易武山の茶葉の「8892後期紅印圓茶」と味比べしています。 ⇒【8892後期紅印圓茶/味比べ】 ■その他情報
籾殻(米粒の殻)が茶葉に混じっていました。 そのほかにも混じりものがあると思われますが、これは品質を下げるものではありませんので、ご理解のうえ、お求め頂きたいと存じます。 ![]() また新しい情報があれば、ここに文章を追加してゆきたいと思います。 黄印7542七子餅茶 1枚 約340g 1枚 46,000円 90g 15,000円 50g 9,000円 20g 3,800円 ⇒【申込みフォーム】 茶葉の量のめやすは以下をご参照ください。 ⇒【5gのプーアール茶葉でどのくらい飲めるか?】 保存方法については、以下のコーナーをご参照ください。 ⇒【プーアール茶の保存方法】 ⇒【店長にメール】 お客様のご感想 東京都Y.Yさま おまけでいただいたときに飲んでみて魅了された蘭香が忘れられなくて、ついに 一枚買わせていただいたのでした。 強いけどずっしりと落ち着いた苦味が最初に感じられます。それに隠れるように蘭香が口の中に広がり、それはまるで、ごつごつした岩陰にひっそりと隠れるように咲いている蘭の花が上品な香りを放ち、それがどこからとも漂ってきて周りを満たしているようです。6〜7煎と煎れて行っても蘭香は衰えず、これはマイフェイバリットテイストですな。 東京都T.Yさま 花のような香りと、ほんのり甘味と、お茶らしさのある苦味、渋み。苦味がつよいということでしたが、それでいいのではないでしょうか。とてもバランスのよいお茶だと思いました。 埼玉県O.Kさま いまでも十分熟成が出来上がっていておいしいです。しかし、80年代(7542七子餅茶80年代中期) を飲むとまだ少し若いなと思います。 北海道I.K さま まずは最初は渋みが強く立ちます。 生茶らしい酸味と鉄分臭も ありました。2〜3煎すると苦みが強く出てきます。そして漢方薬の 香りがふんわりと漂います。これが蘭香でしょうか。決して「いい香り」 ではないはずなのですが、気が付くと聞香杯のように茶海の香りを 嗅いでしまいました。心落ち着く香りなのです。 つぎにこのプーアール茶はいかがでしょうか?
紫大益7542青餅00年プーアル茶 ⇒【このプーアル茶の詳細】 |