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南糯山神青餅2011年プーアル茶 その1

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南糯山神青餅プーアル茶

■生茶プーアール茶
2010年と2011年の茶葉をあわせてつくった生茶のプーアール茶です。
当店のオリジナル品です。
+【当店オリジナルのお茶について】

南糯山神青餅プーアル茶

■南糯山のお茶づくり
南糯山の魅力はなんといっても大きな茶樹です。
樹齢800年にもなる茶樹の横へ横へと曲げらていった枝は、お茶と人の歴史を生きながらに証明しています。圧倒的な存在感で鎮座する姿はまさに山の神様です。南糯山の奥地にあるそんな大きな茶樹だけを選んでこのお茶をつくりました。 名付けて『南糯山神(やまがみ)青餅2011年プーアル茶』です。

南糯山神青餅プーアル茶

南糯山神青餅プーアル茶

南糯山神青餅プーアル茶

南糯山神青餅プーアル茶

枝の広がりの最も大きなのは端から端まで9メートルもあります。
こうした茶樹には雲南大葉種の特徴が際立っています。成長した葉は30センチにも達し、厚みもそれなりにあり、重さのせいで枝に垂れ下がるようについています。
この新芽や若葉でつくったお茶は、重厚感のある滋味と、かすかに花のような軽やかな香りとを合わせ持ち、その相反する2つの風味がひとつになった印象は、何度も飲んでも人を惹きつけるような力があります。

南糯山神青餅プーアル茶

南糯山神青餅プーアル茶

南糯山神青餅プーアル茶

南糯山神青餅プーアル茶

南糯山はいくつもの山の連なる広い地域です。
「茶馬古道」の交易キャラバンがチベットを超えて中央アジアまでお茶を供給していた古い産地のひとつであり、西双版納のアイニ族(ハニ族)によるお茶づくりが先祖代々続いているところです。
西双版納孟海県の有名茶山でもあり、32の寨子(村)が今も茶業に従事しています。
しかし、そのほとんどはうねづくりの茶畑にした若い茶樹のお茶になっています。古い茶樹の残っている村はほんの5つくらいに減り、古茶樹といっても樹齢200年に満たないような比較的小さなものがほとんどです。いくら茶樹が長寿であるといえど世代交代もあるので、樹齢が400年にもなる大きな茶樹のある農家は少なくなっています。当店が依頼している農家は、村でもっとも古い茶樹がある家だということが後から分かってきました。
南糯山は町からいちばん近い有名茶山のため、当店としても通いやすく、四季折々の山の味覚を楽しみに足を運ぶようになりました。
いちげんの客には厳しい山の人々も、誰かの家の客となると待遇が変わります。民族のお祭りの日に伺うと、こちらは覚えていなくても向こうは顔を覚えていて、「まあ上がってお茶でも飲んでゆきなさい」「ご飯を食べてゆきなさい」「酒を飲んでゆきなさい」と誘われ、目的の家に着くまでに出来上がってしまいます。

南糯山神青餅プーアル茶

南糯山神青餅プーアル茶

南糯山神青餅プーアル茶

南糯山神青餅プーアル茶

南糯山神青餅プーアル茶

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南糯山神青餅プーアル茶

南糯山神青餅プーアル茶

南糯山神青餅プーアル茶

南糯山神青餅プーアル茶

当店が昨年2010年春にオーダーしたお茶『南糯古樹青餅2010年』をつくった農家は、村の人々が「いちばん古い」と口をそろえて言います。 これは先祖代々受け継いできた茶樹が村でいちばん古いことを意味しています。この土地のアイニ族の人にとって後世に受け継ぐもので一番大切なのは茶樹なのです。土地の権利でもなければ家屋でもありません。
【南糯古樹青餅2010年プーアル茶】
しかし、現在において古い茶樹を継ぐことは経済的な負担が増えることになります。なぜなら樹齢が古いほど収穫効率は悪く、限られた量しか得られないからです。古茶樹といっても、茶摘みの現場を見ていない相手には樹齢100年と樹齢500年の茶葉は同じ価格で評価されるので、結果的に混ぜ合わせて売られることが多くなります。
昨年2010年の秋の旬の季節に訪問した時には、まだお茶づくりの計画はなかったのですが、とりあえず1袋約20キロほどの毛茶をお願いしておきました。「村でいちばん古い家」とは言い方を変えれば「村で最後の古いお茶の樹」です。見逃すのは惜しい気がしました。

■南糯山の早春
そして半年過ぎて2011年の春。
当店のお茶づくりの春いちばんは易武山からはじまります。
そのお茶は『易武春風青餅2011年』として出品しました。
【易武春風青餅2011年プーアル茶】
気候の違いや山の高さや生態環境や樹齢など様々な要因で、南糯山の古茶樹の春いちばんは2週間ほど後になります。
易武山で試した茶摘みの「挑茶」がうまくいったので、南糯山でも同じことをしようと考えていました。つまり、南糯山でも「無い味」のような淡麗風味をつくりたかったのです。

南糯山神青餅プーアル茶

南糯山神青餅プーアル茶

南糯山神青餅プーアル茶

南糯山神青餅プーアル茶

易武山と同じ采茶のやり方を南糯山の農家に見せて「このようにしてください」としてみたのですが、これがうまくゆきません。野生に近い状態で栽培されている茶樹ほど、新芽の発芽の時期が遅くそれに足並みがそろわないのです。
南糯山の春いちばんの新芽や若葉は、まだ一本の樹のほんの一部にパラパラあるだけです。まだひとつも新芽を出していない樹もたくさんあります。新芽のある樹を探し歩いて樹にのぼって枝をたぐってようやくひとにぎり集めて、また新芽のある樹を探し歩いて樹に登ってひとにぎりというくりかえしで、ぜんぜん量がまとまりません。
その日のうちに最低でも鮮葉を7キロ集めないと、殺青の火加減がうまくゆきません。その半分も集まらないようでは、この時期の農家の一日の人件費を考えると、3倍や4倍の価格では釣り合わないことになります。
他の農家も春いちばんの古茶樹には手をつけていませんでした。先にはじまっている新茶園の若い茶樹の采茶に出かけています。
「ひと水待ったほうがよいでしょう。」
と、農家の主人が言いました。
「ひと水」とは雨の日のことです。雨が一日降ると新芽がもっと増えるので、もう少し摘みやすくなります。
しかしこの場合、よく育った茶葉もかなり多く混ざります。一般的にはそれもふくめて摘まれますが、今回は新芽や若い茶葉だけが欲しいのです。易武山ではいっせいに新芽が出るので質感でこれを選り分けるだけで済みましたが、南糯山ではあまりにも育ちがそろわないので、形で一芽一葉を選ぶことにしました。そのほうがわかりやすいからです。
いったん山を降りて雨を待つことになりました。

南糯山神青餅プーアル茶

南糯山神青餅プーアル茶

南糯山神青餅プーアル茶

南糯山神青餅プーアル茶

その2日後に雨が来て、それから断続的に2日間降り、地面が乾くのを1日待ってから山に上がったその日が2011年3月21日。
新緑の輝きは山全体にひろがっていました。茶樹は明るい新芽や若葉を全身にまとっています。木に登った茶摘みの空中戦がはじまります。

■その2 製茶(つづき)
+【南糯山神青餅2011年プーアル茶 その2】


南糯山神青餅2011年プーアル茶 1枚 12,800円 送料込み

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