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南糯山神青餅2011年 その5

nan nuo yama gami qing bing cha

南糯山神青餅2011年

■長期熟成
このお茶は長期熟成ができます。
2011年春の茶葉でつくったお茶ですが、それから後にゆっくり変化して、風味の印象を変えてゆきます。
このページは年に一度ほどの試飲をリポートします。
※次回のリポートは2013年05月頃です。

熟成プーアル茶

■保存環境

場所
西双版納州孟海県の室内
海抜1200メートルのやや高地
室温
冬期の寒い日で15度
夏期の暑い日で30度
湿度
乾季で50度
雨季で70度
備考:
西双版納で紙包みと竹皮包みのまま長期保存しています。 出荷前の少量を上海に転送して、陶器の壺で保存しています。

■2012年4月(約1年め)new
餅茶の完成は2011年12月ですが、製茶は2011年3月末に済んでいたので、熟成約1年目になりました。
この時点でそれほど大きな変化はないのですが、これから先の変化と比べるために今を記録しておきます。

南糯山神青餅2011年

南糯山神青餅2011年
左: 南糯山神青餅2011年(このお茶)
右: 南糯古樹青餅2010年

南糯山の同じ茶樹からつくった2010年と2011年の2つのお茶には、火入れの違いがあります。火入れがしっかりしている『南糯古樹青餅2010年』 は、少し緑茶に近く、このお茶『南糯山神青餅2011年』は少し紅茶に近いことになります。年数を経て熟成すると、その違いがどのように変化するのかに注目しています。

口当たり
重い ⇔ 軽い
輪郭
不鮮明 ⇔ 鮮明
香り
ウェット ⇔ ドライ
味覚
甘味 ⇔ 酸味
刺激
強い ⇔ 弱い
余韻
長い ⇔ 短い
熟成
早い ⇔ 遅い 
南糯山神青餅2011年
左: 南糯山神青餅2011年(このお茶)
右: 南糯古樹青餅2010年

2つの違いは、どちらが良い悪いというのではなく、どちらが好みかという問題です。しかし現在の一般的な生茶のプーアール茶に多いのは、火入れしっかりめのタイプです。

熟成のすすみ具合は、このお茶『南糯山神青餅2011年』のほうが早く、まろやかさや甘味の強さはすでに2010年のを追い越しました。
生茶のプーアール茶は、そのつくり方ゆえに味の輪郭のはっきりしないお茶です。古い大きな茶樹ほどその傾向があります。このお茶『南糯山神青餅2011年』は、そんな味の魅力が堪能でき、熟成が進むにつれその特徴がさらに増すでしょう。


南糯山神青餅2011年 1枚 380g


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