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雪印青餅7532プーアル茶

xue yin qing bing

雪印青餅プーアル茶
雪印青餅80年代7532プーアル茶

雪印青餅7532プーアル茶 1枚 約310g
2009/11/16 終了

製造 : 1985~1989年
茶廠 : 雲南孟海茶廠
茶山 : 西双版納孟海地区
茶樹 : 雲南大葉種 喬木
茶葉 : 3級ー6級 5、6級の茶葉混じる
工程 : 生茶
重量 : 310g
倉庫 : 香港乾倉2年、香港常温倉6年、台湾常温倉9年

甘味
●●●○○
渋味
●●○○○
とろみ
●●○○○
酸味
●●●●○ 柑橘系の酸味
苦味
●●●○○ 軽快なほろ苦味
香り
●●●●○ 樟香、橙香、梅香
熟成度
●●●●○ 倉庫での熟成やや強め

孟海茶廠の「7532七子餅茶」をベースに、茶商のオーダーにより、「一芽一葉」の新芽をふんだんに配合した贅沢なつくりです。「7532」のすっきり爽やかな風味が、よりいっそう強調されています。

雪印青餅プーアル茶
雪印青餅プーアル茶
孟海茶廠(メーカー)の茶号:7532は、1970年頃にその配合を研究されました。「75」は1975年ごろから作り始められたことを表し、「3」は3級茶葉を中心に配合されていること、つまり小さめの茶葉で作っていることを表し、「2」は、孟海茶廠に国が割り当てた番号を表します。

小さめの茶葉でつくられる生茶の餅茶(円盤型の固形茶)を、「小葉青餅」とも呼びます。「7532」と、それより少し大きめの茶葉で作られる「7542」が、小葉青餅の代表的です。
「7542」は、孟海茶廠で毎年作り続けられる常規茶となりますが、「7532」は、茶商からのオーダーをもとに作られます。そのため、「7542」よりは、市場での数はやや少ないと言えます。

「7542」の生い立ちについては、「七子小緑印圓茶7542の散茶」のページをご参照ください。
+【7542七子餅茶の生い立ち】

「7542」の前身となった「七子小緑印圓茶」に対して、「7532」の前身となったのは、「七子紅帯青餅」ではないかと見ています。茶葉の配合具合といい、試飲した風味といい、共通するものが感じられます。
+【七子紅帯青餅プーアル茶】

雪印青餅プーアル茶
左:「厚紙7532七子餅茶プーアル茶」
右:「雪印青餅80年代」

熟成具合のよい「7532七子餅茶」は、1950年代の最高傑作である「印級」のお茶に風味が似ているということで、台湾の茶商「鈺壷軒」の黄氏が、1999年11月に「雪印青餅」と名付けました。ちなみに「73青餅」もこの黄氏が名付け親です。
+【73青餅7542七子餅茶】

「雪印青餅」は「印」という文字がありますが、印級のプーアル茶ではありません。上記のように茶商が独自に名付けたのですが、評価は高く、これについて文句を言う人もありません。
印級のプーアル茶には、一芽二葉もしくは一芽三葉と呼ばれる二つか三つの葉がついた新芽の部分が配合されていますが、「雪印」のベースとなっている「7532七子餅茶」は、一芽一葉と呼ばれる一つの芽に一つの葉がついた、一芽二葉よりももっと早くに摘み取られた若い新芽が配合されています。
参照文献: 雲南科技出版 「普「シ耳」茶続」  63ページ 著者:鄧時海氏 耿建興氏 2005年8月出版

雪印青餅プーアル茶
雪印青餅プーアル茶
雪印青餅プーアル茶
一芽一葉の配合には実験的なところがあったのか、それともコストが高くつくのか、近年の7532七子餅茶の葉底(煎じた後の茶葉)を見ると、一芽二葉の茶葉が多く、一芽一葉の茶葉はあまり見かけません。

雪印青餅プーアル茶
もとは「7532七子餅茶」としていたものに、「雪印青餅」と名付けたので、同時期の「7532七子餅茶」との見分けは難しいものがあります。市場では偽物販売の格好の商材となってしまい、7532七子餅茶に、「雪印青餅」と名づけて売られているのもあるようです。包装紙や内飛(茶葉に埋め込まれた紙)に鑑定のポイントがあります。

雪印青餅プーアル茶
雪印青餅プーアル茶
雪印青餅プーアル茶
「雪印青餅」は、約1986~1987年に孟海茶廠(メーカー)から出荷され、茶商の倉庫に保存されたものですが、「雪印青餅」の第一批(最初の出荷)は1985年に孟海茶廠から出荷されたものです。この第一批の「雪印青餅」の七枚一組の一筒は、油面厚紙で包まれたもので、おなじみの竹の皮の包みではありません。また、一枚ごとの包み紙のなかにある紙「内票」のサイズが少し小さいことに特徴があります。その他にも包み紙の印刷文字に特徴があります。
1986年からは包装、内票とも一般的なものに戻ります。
もっとも最近の 「雪印青餅」は、1988年か1989年に孟海茶廠から出荷されたものがあるとのことです。

雪印青餅プーアル茶
雪印青餅プーアル茶
上の写真: 「雪印青餅80年代7532七子餅茶」
下の写真: 「厚紙7532七子餅茶プーアル茶」
葉底(煎じた後の茶葉)の写真です。とくに新芽や若葉の茶葉の色の違いは、茶摘後の晒青毛茶をつくる「殺青」の火入れ加減によるものと、その後の倉庫での熟成の強さによる2つの要因が関係しています。

雪印青餅プーアル茶
写真の左: 「厚紙7532七子餅茶プーアル茶」
写真の右: 「雪印青餅7532プーアル茶」
「雪印青餅」の深い色、甘みが強くいことからも、初期のころに湿度の比較的高い倉庫で保存されていたと思われます。生茶の特徴ある爽快感を損なうことなく仕上げられていることから、倉庫熟成の技術の高さがうかがえます。
小さめの茶葉で押し固められた餅茶は、空気の通りが悪く、大きめの茶葉で押し固められた餅茶に比べて、熟成がうまくゆかず、カビっぽくなることが多いので、倉庫熟成の技術がものをいうお茶です。
保存履歴は、 香港乾倉2年、香港常温倉6年、台湾常温倉9年です。1999年に台湾の永泰茶行を経由しています。

雪印青餅プーアル茶
雪印青餅プーアル茶
まろやかで深いながらもスッキリと軽く華やかな味わいは、7532七子餅茶の最高峰と言っても過言ではないでしょう。教科書的なお茶としてお手元に置いてください。

雪印青餅プーアル茶
茶虫の跡があります。
白く綿のような部分が、茶虫の繭(マユ)です。品質を落とすことにはなりませんので、あらかじめ承知の上でお求め下さい。
+【茶虫の跡のあるプーアール茶】

茶葉の量のめやすは以下をご参照ください。
+【5gの茶葉でどのくらい飲めるか?】

保存方法については、以下のコーナーをご参照ください。
+【プーアール茶の保存方法】

+【店長にメール】


■お客様のご感想

東京都 M.Sさま
ものすごくさっぱりとしたプーアールでした。最初に口に含んだとき
はフワァと爽やかな酸味が広がったなと思ったら、あっという間に収束して消えてしまい、またすぐに飲むという繰り返しでした。

大阪府 T.Tさま
雪印青餅80年代7532七子餅茶を飲みましたが、
喉元をするする通って飲んでいけるので気に入りました。

北海道 I.Kさま
厚紙7532七子餅茶プーアル茶に比べると甘みが感じられず、のどに引っかかるような感じがします。少し粉っぽく、熟茶に似た感触がありました。5煎目を越えるあたりからじわりと甘みが感じられます。独特の枯れた香りがあり、このあたりが通に好まれるところなのでしょうか。私にはまだまだ受け止めきれるお茶ではなさそうです。


■お客さまのご質問

ご質問:
「雪印」は白を表すのですか?
「印級」という分類は色の名前をつけて等級を分けていますよね?紅印、藍印、緑印、黄印、はすぐに分かるのですが、雪印は白を表すのですか?また、その色の意味は使っている葉の特徴や、味のイメージを表しているのですか?それとも単に、金メダル銀メダル銅メダルのように、色が順位を決めているだけなのですか?文化的な背景ともリンクするお話かもしれないなと思ったのですが、そういったことも興味があるので、ご存知でしたら教えて頂けませんか?
回答:
「雪印」は実は「印級」のお茶ではないのです。 台湾の茶商「鈺壷軒」の黄先生が、「7532青餅」の出来のいいのをうまく熟成させて、印級のお茶の味に近づいたので、「雪印」と勝手に名付けたのです。ちなみに「73青餅」もこの黄先生が名付け親です。実際、「雪印」はほんとうに出来が良くて、「印級」のお茶の風味を持ちます。しかし、なぜ「雪」としたのかは謎です。


つぎにこのプーアール茶はいかがですか?
厚紙7532七子餅茶(
厚紙7532七子餅茶プーアル茶
+【このプーアル茶の詳細】


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