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鳳凰沱茶96年プーアル茶

feng huang tuo puer cha

鳳凰沱茶96年プーアル茶
鳳凰沱茶96年プーアル茶

鳳凰沱茶96年プーアル茶 1個 約100g
2008/01/17 終了

製造 : 1996年ごろ
茶廠 : 南澗茶廠 (大理)
茶山 : 無量山茶区
茶樹 : 大葉種
茶葉 : 2~4級
工程 : 熟茶
重量 : 1個約100g
倉庫 : 広州乾倉(期間不明)

甘味
●●●●○ 穀物のようなやさしい甘み
渋味
●○○○○
とろみ
●●●●○
酸味
●●○○○
苦味
●●●○○ 軽快なほろ苦味
香り
●●○○○カカオとシナモンの香り
熟成度
●●●●○ 製造・倉庫とも熟成やや強め

1996年につくられた熟茶です。その後、広州の茶商の倉庫で保存熟成されていました。1994年につくられた同じ「鳳凰沱茶」の熟茶を過去に紹介しておりますが、それは香港の茶商の倉庫のものでした。倉庫がちがうと、また風味も異なります。
+【鳳凰沱茶94年】
+【茶商の倉庫が味をつくる】

このお茶は、甘味とほろ苦味が絶妙で、華やかな印象があります。香港に比べると、広州の茶商の倉庫はやや乾燥しており、しっかり熟成していながらも、軽めの風味に仕上がっています。人を選ばない美味しさで、食事や、お菓子と合わせるもの難しくありません。

鳳凰沱茶96年プーアル茶
鳳凰沱茶は、雲南省大理にあるメーカー「南澗茶廠」の製品です。南澗は茶葉の故郷とも言われるほど、茶樹を植える歴史が長く、お茶産業で支えられてきた土地です。南澗県の特徴をいくつか挙げてみます。

1.茶葉の生態環境が良い
南澗県の茶園は海抜の高い亜熱帯山地にあります。茶の樹の生長周期が長く、時間をかけて育つために、茶葉の中に含まれる有機物が豊富であるとされています。
雲南県景東と南澗の二つ県にまたがる無量山自然保護区は、総面積が約30938ヘクタール。森林面積は91パーセント。椿などの山茶科の木が多く、珍しい鳥獣36種が生活しています。こうした環境のもと、有機栽培の茶葉が生産されています。
+【無量山と鳳凰の名前の由来】

2.茶の樹を植える歴史
南澗の山地では「唐代(618-907年)」の頃に茶樹の栽培がはじまった記録があります。1964年以前までは地元の人々が自由にお茶を植えて育てていました。その後、農業改革の政策により、国の管理となり、組織的に管理される茶園へと発展します。

3.茶の産業化
2001年以降、お茶の産業は市場経済モデルに沿って進化します。南澗県の茶園の面積は約6.8万ムー(中国の1ムーは6.667アール)、茶の農家2.1万戸、茶廠78戸 生産量266万キロ 生産額3021万元。この78戸の茶廠はすべて民営化され、企業組織となりました。

4.茶の研究機関
茶の産業をささえる技術の研究機関を設置し、お茶専門技術人員101人が、県、郷、村での技術指導をしています。日本でいうところの農協みたいなものでしょうか。

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南澗茶廠の歴史

1985年
雲南省南澗彝族(イ族)自治県茶廠(雲南大理南澗県茶葉公司の前身)創業。「土林牌」鳳凰沱茶の製造開始。
地方自治体によるメーカーの経営が始まる。
1986年
「土林牌」商標を登録。
1987年
国家工商行政管理局商標局より南澗県に第一号の登録商標を受領。「土林牌」商標、登録番号:第286510号
この時期の生産は少量。中国国内の重慶地区へのみ供給。香港や広東への供給はなし。
1991年
南澗彝族(イ族)自治県茶廠は、雲南大理南澗県茶葉公司に改名。
1994年
香港、広東への取引開始。
1996年
国家工商行政管理局商標局より「無量山」登録商標を受領。登録番号:第830939号。
1997年
南澗県茶葉公司は股分合作公司(株式会社化される)となる。
2003年
「南澗茶業責任公司」の法人化。地方自治体から民営へとなる。
餅茶の製造開始。
2005年
南澗県茶葉公司は、南澗鎮大(土貝)から南澗県城工業園区に移転する。
2006年
食品安全(QS認証)と緑色食品の認証を受領。
2007年
7月、雲南省茶葉産業発展先進企業に選ばれる。

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「鳳凰沱茶94年」との比較をしてみました。
同じ3gの茶葉を煎じてみました。

鳳凰96年と鳳凰94年プーアル沱茶
左;「鳳凰沱茶96年」
右:「鳳凰沱茶94年」
湯の色は、96年が小豆色に近く濃く、94年のは飴色で明るくなります。煎じる時間が同じならこうなりますが、96年のほうが若干早く色が出るので、色が濃くなります。
風味は、96年のものは甘味のなかに少しの渋みと苦味がバランスよくあり、さっぱりしています。それに比べて94年のものは全体的に重厚で、干し柿のような甘味が特徴ですが、酸味もあり、だれることなく引き締まっています。

鳳凰沱茶96年プーアル茶
鳳凰96年と鳳凰94年プーアル沱茶
左:鳳凰沱茶96年
右:鳳凰沱茶94年
葉底(煎じた後の茶葉)の比較

鳳凰96年プーアル沱茶
鳳凰94年プーアル沱茶
上:「鳳凰沱茶96年」(このお茶)
下:「鳳凰沱茶94年」
96年の茶葉は、2~4級。94年のは1~2級と、茶葉の大きさがやや異なります。94年のものは、96年のものよりも熟成が強く、萎びて見えます。また、色も黒々としています。これは、2年の期間の差によるものではなく、メーカーでの渥堆熟成の強さが異なることと、保存熟成の温度や湿度の違いによります。鳳凰沱茶94年は香港の茶商の倉庫。鳳凰沱茶96年は広東の茶商の倉庫です。一般的に香港の茶商の倉庫での熟成は強く、そいいった風味が、香港や東南アジアの華僑に好まれています。

金花のある鳳凰96年プーアル沱茶
金花のある鳳凰96年プーアル沱茶
「金花」と呼ばれる一種のカビの跡があります。
黄色い粉のようなものがそれです。
すべての茶葉についているわけではありませんが、今回当店が仕入れたものの中には、これが着いているものがありました。 この「金花」カビは、麹菌の仲間で、良性のカビと言われており、栄養や旨味を含んでいますので、このまま煎じて飲んでも問題はありません。
金色の黴菌中には何種類もの酵素が分泌されており、この酵素は茶葉の有機成分を分解して、多糖類、蛋白質、脂肪など人の体に吸収される栄養素にします。
安徽省の黒茶の「六安茶」にもこの「金花」カビがあります。
+【六安茶70年代後期】

醒茶している鳳凰沱茶96年プーアル茶
すぐに飲む場合は、あらかじめ崩しておいて、 「醒茶」することをお勧めします。 「醒茶」とは、熟成の年数が短くて、まろやかになりきっていないプーアル茶をおいしく飲むためのひとつの工夫です。 このお茶は熟茶ですので、強い渋みはありませんが、これをすることでいっそうまろやかな風味を楽しめます。
写真のように沱茶を崩してホコリよけの布巾などをかけ、他の匂いがないのところに1~2週間おきます。崩すときは、茶葉の形まで壊してしまわないよう、細かく崩しすぎないのがコツです。

鳳凰沱茶96年プーアル茶
当店では包のまま棚に置いて寝かせてあります。

鳳凰沱茶96年プーアル茶
茶葉以外のものが混じります。写真は髪の毛?かそれともシュロの木など植物の繊維?なのかわかりません。その他にも、小石、籾殻など、3個に1個くらいの割合で混入しています。茶葉を崩すときに取り除くことができますので、いっしょに煎じてしまうことはありません。そして茶葉は熱湯で洗茶するので、衛生的な問題はないと判断しておりますが、ご理解のうえお求めいただければと存じます。


■お客様のご感想

東京都SYさま
やさしい美味しさが気に入りました。

東京都MSさま
さっぱりした味わいのおかげで、そんなに甘みが強くは感じられませんでしたが、冷やすとその甘みが感じられるようになりました。香りは弱いメンソールのようなもので、若干「沈香」に近い印象、冷やすと、香りというか味というか(いい表現として)森の香りがします。口にいれると、舌の上や歯の裏 でお茶がまとわりつく感じがするので、とろみが強いですね。煎も比較的続きます。

北海道 I.Kさま
ポクポクした風味があり、かすかに熟したような香りを感じます。特別個性は感じられませんでしたが、さすがに新しい茶のようなクセが全くなく、料理と一緒に飲むにもちょうどよいと思います。品切れになってしまい残念です。

大阪府K.Iさま
鳳凰トウ茶96年を頂きましたが、あの優しいゆるーい 味が始めは??でしたが、だんだんとたまらなく 好きになりました。

茶葉の量のめやすは以下をご参照ください。
+【5gの茶葉でどのくらい飲めるか?】

+【出涸らしプーアル茶がうまい!】

保存方法については、以下のコーナーをご参照ください。
+【プーアール茶の保存方法】

+【店長にメール】


つぎにこのお茶はいかがでしょうか?
鳳凰沱茶97年プーアル茶
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+【このプーアル茶の詳細】


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