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鳳凰沱茶94年プーアル茶

feng huang tuo puer cha

鳳凰プーアール沱茶 プーアル沱茶

鳳凰沱茶94年プーアル茶 1個 93g~100g
2009/04/27 終了

製造 : 1994年
茶廠 : 南澗茶廠 (大理)
茶山 : 無量山茶区
茶樹 : 大葉種
茶葉 : 1~2級
工程 : 熟茶
倉庫 : 香港乾倉

甘味
●●●●○ 穀物のようなやさしい甘み
渋味
●○○○○
とろみ
●●●●○
酸味
●●○○○
苦味
●●●○○ 軽快なほろ苦味
香り
●●○○○カカオとシナモンの香り
熟成度
●●●●○ 製造・倉庫とも熟成やや強め

メーカーで熟成された「熟茶」ですが、さらに香港の茶商の倉庫で強めに熟成されています。スパイシーな香りと穀物のような甘味が特徴です。

鳳凰沱茶の風味は、厚みがあり、味わい深く、しっかりした熟成の好きな方に好まれます。1994年のこの鳳凰沱茶は、葉の質、熟成の仕上がりともによく、 香港や台湾の老舗のプーアル茶の専門にも、品揃えのひとつとして置かれています。

雲南省大理の南澗茶廠は、雲南のお茶がまだ専売公社制だった頃の1985年に、南澗県の自治体によって創業されましたが、創業した林星雲氏は、1983年まで沱茶(お碗方に丸く固めたプーアル茶)の老舗である下関茶廠に勤めていたそうです。
雲南省の大理というところは、古い風景が人気の観光名所ですが、大理石の産地としても有名です。


名前になっている「鳳凰」は、羽毛の美しい伝説の鳥の王です。吉祥(めでたい兆し)の象徴とされています。また、雄が「鳳」、雌が「凰」のことを表わすという一説もあるそうです。

鳳凰の顔の部分を良く見たら、左右対称ではなくて、左は雌、右は雄を思わせるような絵になっています。

鳳凰沱茶には、熟茶と生茶がありますが、熟茶のほうに圧倒的な人気があります。原料となる茶葉の産地の無量山茶区は、海抜が高く、茶葉の育成が遅いので、大葉種のわりにはやや小ぶりな茶葉になります。そのかわり栄養をたっぷりとたたえ、旨味や甘味がしっかりとあります。香りにはこれといった特徴がないので、旨味を生かした熟茶作りに向いていると思われます。

鳳凰プーアール沱茶 プーアル沱茶

5個組で竹の皮の包に入っています。
販売分は、竹の皮を剥がしてあります。熟成のムラがあるため、ひとつひとつ中味を確認して、仕上がりに問題が無いかを確認しています。
実は、それをしなければならないほどに、熟成が強いのです。香港の茶商の、加湿をしない「乾倉」ではありますが、もともと温度と湿度の高い環境なので、菌類による発酵がすすんでいます。大量に山積みになった茶葉は、置かれた場所が底のほうの通気が悪いところでは、5個組の1~2個は白露(バイルー)と呼ばれる、茶葉の成分が浮き出て白くなったようなものや、茶葉が水分を含みすぎてゆるくなって崩れていたり、見かけの悪いものがあります。また、一部、茶虫による虫食いもあります。
このお茶の場合は、味には影響がなく、品質には問題がないのですが、慣れないお客様に心配をかけることにならぬように配慮しました。
その風味は独特で、倉庫による保存熟成の風味の魅力を堪能していただくことができるでしょう。


包み紙には、「生産日期:94年」と印刷があります。
1994年製です。

鳳凰プーアール沱茶 プーアル沱茶
鳳凰プーアール沱茶 プーアル沱茶
原料の茶葉は、無量山茶区の春摘みの1~2級茶葉です。ところどころオレンジ色に見える細かい茶葉が、1級の新芽の部分です。

鳳凰プーアール沱茶 プーアル沱茶
鳳凰プーアール沱茶 プーアル沱茶
葉底(煎じた後の茶葉)です。
1~2級の茶葉は小さめですが、厚みがあります。
よじれていたり、切れ切れになっていたり、茶葉の原型をとどめていません。
小さく押し固めた沱茶なので、茶葉は形を失いますが、屑茶葉を使っていないことは、煎じたときの透明感のある色が証明しています。
メーカーでの渥堆熟成と、茶商の倉庫での熟成が重なって、真っ黒になっている茶葉もあります。
ところどころに茎の部分が混じっていて、これが甘味を多く出します。また、茎の部分は、渥堆熟成には、発酵に活躍する菌類に栄養を与え、長期熟成のときには、茶葉の湿度を調整する役割があります。

鳳凰プーアール沱茶 プーアル沱茶
お湯を注ぐと、ゆっくりと色がにじみ出ます。濃い色がドット出たりせず、濁ることなく透明感があります。煎を重ねると、ゆっくりと栗色から赤味の強い色へと変化してゆきます。好みの濃度を見つけてください。

このお茶の風味の特徴は、厚みのある甘味です。とくに4~5煎めの甘味はとてもやさしく、穀物の甘みを連想させます。
濃いめに煎じると、苦味が利いて引き締まった味が楽しめます。甘みが強いながらも、シャキッとしてだらけることはありません。
香りは、カカオやシナモンの香りを思わせるようなところがあります。これはメーカーでの渥堆熟成と、茶商の倉庫熟成ともに強めだったことで、香りが変化ているためです。
飲み終わりに、口の中に広がる爽快感(プーアール茶特有の口の中や奥がスーっとする感じ)があります。脂っこい食事にあわせても相性がよいでしょう。

鳳凰プーアール沱茶 プーアル沱茶
茶虫の跡があります。
ないものもありますが、すべて同じ倉庫で保存されていたものです。茶虫が付く茶葉ということは、美味しい茶葉の証でもあります。
+【茶虫の跡のあるプーアール茶】


この鳳凰沱茶のメーカー南澗茶廠の製品には特に多いことですが、茶葉以外のものが混じります。写真は髪の毛?かそれともシュロの木など植物の繊維?なのかわかりません。その他にも、ガラスの粒、小石、籾殻など、3個に1個くらいの割合で混入しています。これはメーカーにて、茶葉を、「渥堆」(ウォードゥイ)発酵させる倉庫に茶葉を山積みにし、まんべんなく空気にさらすためにかき混ぜる作業のときに混じるものです。茶葉を崩すときに取り除くことができますので、いっしょに煎じてしまうことはありません。また、茶葉は熱湯で洗茶するので、衛生的な問題はないと判断しております。あらかじめご理解のうえお求めいただければと存じます。


鳳凰プーアール沱茶 プーアル沱茶
ミルクティーや、 出涸らしも美味しいお茶です。
+【プーアール茶の飲み方いろいろ】

鳳凰沱茶94年プーアル茶   

+【5gの茶葉でどのくらい飲めるか?】

保存方法については、以下のコーナーをご参照ください。
+【プーアール茶の保存方法】


■お客様の感想

千葉県W.Hさま
淹れかたで、色々な味わいを美味しく楽しめるので、とても気に入っています。 特に、口の中を優しく広がって、オブラートで包まれる感じがとても好きです。

大阪府K.Iさま
熟した甘味と、スパイシーな香り、煎が進むとやさしい味となり、本当にほっとするような、美味しいお茶ですね。

神奈川県K.Yさま
鳳凰沱茶94年、香りが華やかでとても美味しかったです。もともとプーアール茶を知ったのが、中華街のお土産屋で買った、一袋いくらのものだったので、あまり他と比較できないのが哀しいところですが…。 お土産品のそれと比べて、明らかに香りがフレッシュです。こうなると他の種類も試してみたくなりますね。
プーアール茶は胃にやさしいように思います。同じ中国の「凍頂烏龍茶」も大好きなのですが、これは空腹で飲むと胃が痛くなってダメなのです。
あとはトイレが近くなります(笑)。職場でのべつ幕なしにお茶を飲んでいるのですが、緑茶・紅茶と比べて明らかにトイレが近くなります。利尿作用が強いのでしょうか。流行のデトックス効果かも、と思いつつ、せっせと飲んでおります。

東京都 T.Gさま
鳳凰沱茶の今年のを見つけて、飲み比べました。やはりぜんぜん甘みとコクが違う。作りたての鳳凰沱茶は渋くて苦みも強く、熟成でこんなに変化するものなのかと驚きました。

静岡県 M.Kさま
涼しくなると急にこのお茶が恋しくなります。

奈良県K.Tさま
鳳凰プーアルを手元にいつも置いておかなくては我慢できなくなりました。仕事から帰って飲むと本当にほっとして、すてきな時間を提供してくれます。

北海道I.Kさま
たった2年違いにもかかわらず、96年とは全く違った個性ですね。厚みと渋みを持つ96年に対し、94年のとろりとした甘みと穀物系の香りは、「7581後期文革磚」や「7581雷射磚」に似ているような気がします。
2年違いでここまで差が出るのは年代のせいだけではないでしょうから、材料の茶葉の違いもあるのでしょうが、それ以上に保存過程も大きく違っているのでしょうか。わざわざ同じ銘柄を別々に販売している理由がとてもよく分かる品ですね。

奈良県K.Mさま
鳳凰プーアルがすごく甘くておいしく、こちらをいただきたいと思います。到着するのが楽しみです。

東京都MSさま
さっぱりした味わいのおかげで、そんなに甘みが強くは感じられませんでしたが、冷やすとその甘みが感じられるようになりました。香りは弱いメン ソールのようなもので、若干「沈香」に近い印象、冷やすと、香りというか味というか(いい表現として)森の香りがします。口にいれると、舌の上や歯の裏 でお茶がまとわりつく感じがするので、とろみが強いですね。煎も比較的続きます。

千葉県A.Tさま
さて沱茶が欲しいのは、甘いお茶であること、
ミルクと合わせて飲む楽しみと、
最初に滲出する時のあのユラユラ~です。

千葉県arinco's kitchenさま
ブログでこのお茶の感想を記事にされました。
+【鳳凰沱茶94年...初めてのプーアール茶...その1】
いろいろ試されていて、とても興味深い内容です。

三重県Y.Nさま
今回飲んでみて、「鳳凰沱茶94 年」がとても美味しく感じ、再認識したのは、 渋みがないこと、甘みととろみが強めなこと、とにかくコクがあること、が私の好みのようです。


■ご質問と回答

ご質問:
今朝鳳凰沱茶をほぐしておりましたら、なんとガラスの破片が入っていました。 これはよくあることでしょうか? ならば今後気をつけながらほぐせばいいことですが~・・・
回答: ご心配お掛けして申し訳ございません。 ガラスの破片ははじめてですが、小石などが混入しているのはよくあることです。他に、小枝、木の実、麻の紐、その他、鳳凰沱茶のメーカーは他の製品と比べてとくにこのへんの管理がまずいです。 しかしながら、茶葉はいいですから、崩して混入物を取り除いてください。 この混入物は、メーカーの工場で発酵させる「渥堆」(ウォードゥイ)の過程で混じります。
この様子は、「73白紙特厚磚」の紹介ページに書いています。
+【73白紙特厚磚】

+【店長にメール】


次にこのプーアール茶はいかがですか?
鳳凰沱茶
鳳凰沱茶96年プーアル茶
+【このプーアル茶の詳細】


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