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南糯古樹青餅2010年プーアル茶 その6

nan nuo gu shu qing bing cha

南糯古樹青餅プーアル茶

■長期熟成
このお茶は長期熟成ができます。
2010年春の茶葉でつくったお茶ですが、それから後にゆっくりと変化して、風味の印象を変えてゆきます。
※次回のリポートは2015年5月頃の予定です。

熟成プーアル茶

■保存環境

場所
西双版納州景洪市の室内
海抜650メートルのやや高地
室温
冬期の寒い日で16度
夏期の暑い日で34度
湿度
乾季で45度
雨季で70度
備考:
西双版納で紙包みと竹皮包みのまま長期保存しています。 出荷前の少量を上海に転送して、陶器の壺で保存しています。

■2012年3月(約2年め)new
2010年4月から2年になろうとしています。
餅面は見るからに大振りの茶葉が、赤茶色・緑色・新芽の銀色・橙色とモザイクをなしています。それが全体的に赤黒く変色してきました。
鼻を近づけると、野の草や花のようなほんのり甘い香りがします。湯を注いでもその香りがあり、お茶を煎じるというよりハーブティーでも煎じているような感じです。

南糯古樹青餅2010年プーアル茶

このお茶は茶湯の色がすぐに濃く出ません。
味の成分が色の成分と同じとは限らないので、一煎めは透明度の高いままで飲んでみてください。すぐに言葉にできるような味は見つけられなくとも、十分な存在感と、かすかに香草のような野趣のある香りがアクセントになって、杯がすすむにちがいありません。口に入れた瞬間は水のように清らかで後味にしっかりと余韻を残す高級茶にふさわしい味わいです。
古茶樹の良質な茶葉ほどわかりやすい旨味や甘味はひかえめで淡々としながらも、ミネラルの滋味がもたらす自然な風味を楽しむことができます。

南糯古樹青餅2010年プーアル茶

お茶の風味の微妙な彩りや濃淡を楽しむために、味を変えにくいガラスや白磁の茶器の使用をおすすめします。陶器はまろやかになるのですが、その分繊細な風味を失うことが多く、つい濃く淹れてしまいがちになります。
2年の熟成で辛味が消えて飲み頃としては十分です。さらなる熟成で水墨画のような枯れた味わいが出てきても良いと期待しますが、それにはまだ年数がかかりそうです。

■2011年5月(約1年め)
2010年4月から1年が過ぎました。
餅面の緑が抜けてうっすら朱が差したように変色しています。鼻を近づけると焼き芋の皮のような鄙びた香りですが、煎じてみると清らかな花のような香りが立ち上がります。
そしてこのお茶は淹れ方次第でまったく異なる2つの表情を持ちます。

南糯古樹青餅2010年プーアル茶

サッと湯を切るように薄く淹れるか、じわっと色が出るまで待つか、ただそれだけのことで風味が分かれます。
サッと湯を切るようにすると、舌の上で香りと甘みがやわらかく融けて、しっとりした苦みが後を追うようにして、そして消えます。まるで淡雪のようです。1年の熟成で辛みが消えてより繊細に味わえるようになっています。
プーアール茶はもともと香りの弱いお茶ですが、弱いから印象が薄いというわけではありません。口の中での広がりや変化は、そこに無いはずの香りをが存在するかのように錯覚してしまうことがあります。

南糯古樹青餅2010年プーアル茶

一方で、じわっと少し色が出るまで抽出すると、力強さが出てきます。あくまでも尖らずに重い苦みがまっすぐ押し上げてきます。またその苦みの押しが強いほど、後口に残る甘味は蜜のように感じます。
このような強い味を楽しむには小さな杯を選びます。小さな杯でのひとくちで飲み乾すと、後味の余韻が楽しめます。
この1年の熟成変化は、上に述べたような風味がよりわかりやすく現れる方向にすすんだと思います。

■その7 お客様の感想(つづき)

+【南糯古樹青餅2010年プーアル茶 その7】


南糯古樹青餅2010年 1枚  380g


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