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紫大益7542青餅00年プーアル茶
zi da yi qi wu si er qing bing

紫大益7542青餅00年プーアル茶 プーアル茶
紫大益7542青餅00年プーアル茶 プーアル茶

紫大益7542青餅00年プーアル茶  1枚 約340g
1枚   21,000円
30g   2,800円
航空便送料込の価格です。
2枚以上の価格は申込みフォームをご参照ください。

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製造 : 2000年
茶廠 : 雲南孟海茶廠
茶山 : 孟海茶区
茶樹 : 大葉種
茶葉 : 3級〜6級
重量 : 340g
工程 : 生茶
倉庫 : 台湾乾倉

甘味
渋味
とろみ
酸味
苦味
香り
熟成度
●●●○○
●●●●○ 鈍い渋み
○○○○○
●●●○○
●●●●○ 鈍い苦味
●●●○○ 蘭香 樟香 軽やか
●○○○○

「7542」の配合で作られた生茶の餅茶「青餅」です。
渋味と苦味が強く、味に厚みがある、昔ながらの生茶です。
爽やかな香りが隠くれるようにして在り、保存熟成に期待できます。

紫大益とは、包装紙の紫色の大益マークのことです。
1996年に初めて「紫大益」が登場し、そのお茶は、「7542青餅」(7542七子餅茶)でした。その次に作られた「紫大益」の「7542青餅」が、ここで紹介する2000年の「紫大益7542青餅00年」になります。

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■大益牌について

紫大益7542青餅00年プーアル茶
大益牌(牌は商標のこと)は、孟海茶廠の自社の商標です。名前の意味は、雲南大葉茶樹の「大」と、プーアル茶を飲むと、健康に有益であるとの「益」だそうです。
孟海茶廠の歴史は、1910年に漢族の商人であった「張堂階氏」が、佛海(孟海)にはじめて茶荘をつくるところからはじまります。1940年に国営として設立された「佛海茶廠」から何度か改名し、1963年より「雲南孟海茶廠」となります。
1950年頃からの茶葉の取引の国の管理により、国営の貿易会社の商標である「中茶牌」のデザインで、海外に販売されました。1990年末頃までは、「中茶牌」での販売がほとんどとなります。
七子紅帯青餅プーアル茶
中茶牌の「八中茶」マーク
中茶牌は、、国営の貿易会社の「中国茶葉総公司」の商標です。餅茶の包み紙によく印刷されている「中国茶葉土産進出口公司雲南茶葉分公司」は、それの支店にあたります。
1950年代〜1990年代中頃まで、この国営の貿易会社が、雲南の茶葉の輸出権をもっており、メーカーは自由に輸出販売することができませんでした。1980年代末頃から、メーカーが自主的に販売する準備がはじまり、自社の商標が必要となってきました。
「大益」商標は、1988年に一度だけレンガ型の磚茶に使用されましたが、一般的になるのは、1990年代中頃からです。

中国茶葉土産進出口公司雲南茶葉分公司
中茶牌/中国茶葉土産進出口公司雲南茶葉分公司
中国雲南西双版納孟海茶業有限責任公司
大益牌/中国雲南西双版納孟海茶業有限責任公司

「中茶牌」から「大益」への移り変わりを中心に、歴史年表をまとめてみました。孟海茶廠の歴史を軸に、「中茶牌」の生まれた背景となる、1949年「中華人民共和国」成立から後を追ってみます。

参考文献:
『大益普耳茶大辞典1994−2007』 18ページ〜21ページ
著者:楊凱氏および編集部  五行圖書出版有限公司
『七子餅茶事典』 (国際版)193ページ〜203ページ
著者:張弘陸氏 五行圖書出版有限公司

1949年 中華人民共和国成立
社会主義改革による農業の管理がはじまる。
「佛海茶廠(孟海茶廠の前身)」は、中茶牌「紅印」を試作。
1951年 9月14日国営の貿易会社:中国茶葉総公司に「中茶牌」を登記。「紅印」の生産開始。「茶」の字の色は50年代末期まで赤。それ以降は緑や黄になる。
雲南省の公社から、佛海茶廠に管理者が派遣される。
1953年 「佛海茶廠」は、
1953年「中国茶業公司西双版納茶廠」に改名
1954年「雲南省茶業公司西双版納茶廠」に改名
1956年「思茅専区孟海茶廠」に改名
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「中国茶業公司」は、
1956年「中国茶業出口公司」に改名
1961年「中国茶業土産進出口総公司」に改名
1958年 「大躍進」政策により、農村の人民公社化がすすむ。
1959年 孟遮県が孟海県に合併され、版納孟海西双版納泰族自治区(州)から、西双版納自治州になる。
「思茅専区孟海茶廠」は、
1961年「孟海県茶廠」に改名
1963年「雲南省孟海茶廠」に改名
1964年 雲南省の支部である「雲南中国茶葉貿易股分公司」は「中国茶葉土産進出口公司雲南茶葉分公司」に改名
6月「中国土産畜産進出口公司雲南茶葉分公司」を創立。
農産物の「標準化」の政策に沿った、「渥堆」や「茶号」のお茶作りの研究がすすむ。
1976年 「中国茶葉土産進出口公司雲南茶葉分公司」は、昆明茶廠、孟海茶廠、下関茶廠の3つの茶廠に、「渥堆」による熟茶の増産を要求。
「茶号」を採用。昆明茶廠「・・・1」。孟海茶廠「・・・2」。下関茶廠「・・・3」。普耳茶廠「・・・4」。
1979年「輸出用の茶号が多様化する。(例:7582、7542、7532など)
1978年 改革開放政策がはじまる。
1981年 「中国茶葉土産進出口公司雲南茶葉分公司」が、香港の茶商からのオーダーメイドを受付開始。
1985年「香港南天貿易」が8582七子餅茶をオーダーする。
1982年「雲南省孟海茶廠」から「孟海茶廠」に改名
1988年 孟海茶廠は「大益牌」商標を使用し、レンガ型の磚茶を一時的に生産。
1989年 6月20日「大益牌」が孟海茶廠の輸出用マークに認定される。「中茶牌」に使用料が掛けられる。
1994年 「大益牌」による七子餅茶の生産開始。
孟海茶廠の民営化に向けての準備がはじまる。
1996年 「西双版納孟海茶業有限責任公司」創業
自社販売がはじまる。
1999年 孟海茶廠が独自に茶商からのオーダーメイドを受付開始。商品の規格や包装など多様化する。
5月、緑色食品認証を受ける。
2002年 孟海茶廠は、「中茶牌」での販売を終了し、すべて「大益牌」での販売となる。
2004年 孟海茶廠は、国営企業から民営企業に転身。「博聞投資有限公司」に属する。
2005年 「大益牌」に全国食品生産許可証(QS) 証書取得
2006年 「大益牌」に「中国名牌農産品」を取得。
※内容は随時、訂正、追加してゆきます。

解説:
1989年、「大益」商標は輸出用のマークに認定されます。このことは、それまでの国営の貿易会社を通さないで、孟海茶廠が直接輸出販売する準備がはじまったことを意味しています。

「大益」商標のデザイン
大益牌
大益牌
2004年孟海茶廠の民営化以前の 「大益」商標のデザインは、製造年や製品ごとに微妙に変えてあります。これは、包み紙のコピー対策のひとつです。 ただし、この頃は茶商からの小ロットの「大益」商標の製品のオーダーも多く、すべてが文献に記録されているわけではないので、デザインだけでは年代の特定が難しいケースがあります。

銀大益青餅03年
「銀大益青餅03年」
この製品は、2003年に出荷されています。台湾の茶商「飛台公司」がオーダーしたひとつです。2004年の夏に孟海茶廠が民営化することが決まっていたので、2003年は、国営の茶廠としての最後のお茶作りとなりました。

大益7542青餅06年プーアル茶
大益7542青餅07年プーアル茶
上: 大益7542七子餅茶06年
下: 大益7542七子餅茶07年
2004年、孟海茶廠の民営化以後は、「大益」のデザインが統一されます。コピー対策は、包み紙のデザインだけでなく、包み紙のシールや、内飛(茶葉に埋め込まれた紙)など、様々になります。

中茶牌複製品
「中茶牌」の複製品
2002年、孟海茶廠は「中茶牌」のお茶づくりを終了しました。その後にも市場には「中茶牌」のデザインの包み紙のある製品が数多く販売されていますが、そのほとんどは、小さなメーカーがつくっている複製品で、「中茶牌」は無断使用されています。

大益牌について ここまで
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■この茶葉について

紫大益7542青餅00年プーアル茶
紫大益7542青餅00年プーアル茶
紫大益7542青餅00年プーアル茶
紫大益7542青餅00年プーアル茶
表面には、3級を中心に、新芽の白毫を含む
裏面には、4〜6級で、茎の部分も含む
「7542」の配方です。餅面(餅茶の表面)の仕上がりが美しいです。

紫大益7542青餅00年プーアル茶
紫大益7542青餅00年プーアル茶
内飛(茶葉に埋め込まれた紙)
これに印刷文字があり、2000年5月と表記されています。
紫色の「大益」の「7542」は、1996年の最初のものと、その次は少し期間が空いて、2000年のこのお茶「紫大益7542青餅00年」となります。

紫大益7542青餅の、「7542」について
孟海茶廠(メーカー)の茶号:7542は、1970年代から毎年作られている生茶の餅茶(円盤型)です。おそらく生茶の餅茶の中では最もロングセラーのものとなります。それだけにファンも多いお茶です。
「7542」の生い立ちについては、「七子小緑印圓茶7542の散茶」のページをご参照ください。
【7542七子餅茶の生い立ち】

■試飲について

紫大益7542青餅00年プーアル茶
紫大益7542青餅00年プーアル茶
紫大益7542青餅00年プーアル茶
紫大益7542青餅00年プーアル茶
餅面の茶葉の配合の美しさとは関係なく、「7542」特有の渋味と苦味が強くあります。とくに苦味は鈍く、舌に乗しかかります。味には厚みがあります。
保存熟成がすすむにつれ、変化してゆき、バランスがよくなりますが、最も美味しい状態になるには、少なくとも10年はかかるでしょう。昔ながらの、年数を経て美味しくなるタイプの、実直な生茶です。
何煎かして、味が薄くなってくると、かすかな香りを感じやすくなります。その香りには、蘭香や樟香があり、風味に爽快感を持たせています。

■飲み比べ
「7542」の配方で共通し、製造年代の近い「7542七子餅茶99年無内飛」と比べてみました。「7542七子餅茶99年無内飛」は、雲南からベトナムを経由して密輸という形で台湾に運ばれ、保存熟成されています。「未入倉」と呼ばれる比較的乾燥した環境での保存のわりには、しっかりとした熟成の旨味が出てきています。
一方、このお茶「紫大益7542青餅00年」は、香港を経由して台湾に入り、同じような未入倉の環境に保存されています。

「7542七子餅茶99年無内飛」
「7542七子餅茶99年無内飛」
左: 「紫大益7542青餅00年」 このお茶
右: 「7542七子餅茶99年無内飛」

「7542七子餅茶99年無内飛」
「7542七子餅茶99年無内飛」
「7542七子餅茶99年無内飛」
左: 「紫大益7542青餅00年」 このお茶
右: 「7542七子餅茶99年無内飛」
餅面(餅茶の表面)の茶葉の色、茶湯の色、葉底(煎じたあとの茶葉)ともに、「7542七子餅茶99年無内飛」のほうに赤味があり、より熟成が進んだような状態になっています。味もまた、そのような違いがあります。
茶葉の状態にも差があります。
「紫大益7542青餅00年」は、やや茶葉の形が大きめで整っており、煎じたときに、澄んだ色の茶湯になりやすいです。また、香りも軽快で、茶湯が喉を通り過ぎた後から、蘭香と呼ばれる、花のような軽やかさ鼻に抜けます。「7542七子餅茶99年無内飛」のほうには、熟成がすすむにつれ梅香が出てきており、香りにはやや重みが加わります。
美味しさにおいては、かなり接近しているため、どちらが良いというのは難しいのですが、価格はこの「紫大益7542青餅00年」が高価なため、以上のような味の観点から見た場合、保存熟成を楽しむなら「紫大益7542青餅00年」。すぐに飲み始めるなら「7542七子餅茶99年無内飛」だと思います。
コレクション的な価値においては、この「紫大益7542青餅00年」のほうが高いといえます。

「紫大益7542青餅00年」と「紫大益4号青餅03年」
「紫大益7542青餅00年」と「紫大益4号青餅03年」
左: 「紫大益7542青餅00年」 このお茶
右: 「紫大益4号青餅03年」
2003年の紫大益の生茶の餅茶で、「紫大益4号青餅」と飲み比べしてみました。このお茶は、『深邃的七子世界』五行圖書出版有限公司 310ページにも登場しています。茶葉の様子は「7542」に似ていますが、餅面の茶葉の様子をよく見ると、表面の茶葉がやや大きめ。新芽の白毫が多いように見えますので、「7542」ではないのかもしれません。保存熟成の環境は同じです。

「紫大益7542青餅00年」と「紫大益4号青餅03年」
「紫大益7542青餅00年」と「紫大益4号青餅03年」
「紫大益7542青餅00年」と「紫大益4号青餅03年」
左: 「紫大益7542青餅00年」 このお茶
右: 「紫大益4号青餅03年」
この2つを比べると、「紫大益7542青餅00年」のほうが、3年分年をとっているせいか、熟成による味の厚みが感じられます。また、香りの層にも厚みがあります。そして、蘭香がよく出ているということもわかります。
「紫大益4号青餅03年」は、口に軽く、透明感があり、その分、甘味を強く感じます。香りにはやや煙味が残りますが、嫌味はありません。蘭香よりも樟香が勝っています。
この二つを飲み比べると、どちらも同じくらいの美味しさに感じるのですが、それは「紫大益4号青餅03年」の味の透明感と、甘味によるものであって、比べ飲みの錯覚です。この場合は、「紫大益7542青餅00年」のほうが、味にも香りにも厚みがあり、上等であると評価します。その差は、年数が経つほどに分かりやすくなるでしょう。

紫大益7542青餅00年プーアル茶
七枚一組で、竹の皮に包まれています。

紫大益7542青餅00年プーアル茶  1枚  約340g
1枚   21,000円
30g   2,800円
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