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プーアル青磚茶90年代
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プーアル青磚茶90年代プーアール茶
プーアル青磚茶90年代プーアール茶

プーアル青磚茶90年代

製造 : 1993〜1995年頃
茶廠 : 昆明茶廠
茶山 : 孟海茶区と推定
茶樹 : 大葉種 喬木
茶葉 : 4〜8級 うち5〜6級がほとんど
工程 : 生茶
倉庫 : 香港常温倉6年くらい、台湾常温倉5年

甘味
渋味
とろみ
酸味
苦味
香り
熟成度
●●●○○ ほどよい甘味
●●○○○ 少し舌に残る渋み
●○○○○ やわらかい口当たり
●●●○○ 軽くてスッキリ
●○○○○
●○○○○ 少し甘い香り
●●○○○ 倉庫での熟成やや弱め

生茶で、熟成年数が10年ほどのわりにはまろやかで、すっきりとした風味のなかに、枯れた味わいも混ざるプーアル茶です。食事にあわせるなど、用途の広いお茶です。
緑茶の状態の茶葉を、メーカーの倉庫で1年かそれ以上寝かされた「陳年茶葉」が使用されています。

プーアル青磚茶90年代プーアール茶
昆明茶廠の製品であると推測しています。
老舗のメーカー昆明茶廠は、1995年に解散するまでに、レンガ形のプーアル磚茶を数多く作っています。「熟茶」の量産がはじまった1973年以降につくられたほとんどの磚茶が「熟茶」になります。
昆明茶廠は1973年に熟茶の量産品をいちはやく発表するなど、熟茶の製造に力を入れており、その代表的な作品に、当店で過去に紹介している「73厚磚茶1973年製(プーアル茶)」などがあります。
【73厚磚茶1973年製(プーアル茶)】
昆明茶廠は1995年に解散されますが、その後もこの地域の小規模なメーカーが、複製版を作り続けています。

プーアル青磚茶90年代プーアール茶
このプーアル青磚茶は生茶です。
まだ熟茶の量産が行われていなかった1960年代の昆明茶廠の主力商品は、青茶、青磚、紅茶でした。つまり、熟茶を量産する以前には、生茶の磚茶(青磚)は多く作られていた形跡があります。
このプーアル青磚茶は1990年代のものですので、どちらかというと数の少ない種類になります。

残念ながら、この銘柄は文献には記録されていませんので、「プーアル青磚茶」という名前も当店でつけたもので、通称ではありません。したがって、どこの茶山の茶葉を使用されたのか、何級の茶葉が使われたのか、はっきりしないのですが、茶葉の様子や風味から推測して、熟茶の代表的な「7581」に使用されている景谷茶区のものではなく、孟海茶区のものではないかと思われます。生茶には孟海茶区の茶葉のほうが美味しいということかもしれません。

プーアル青磚茶90年代プーアール茶
葉底(煎じた後の茶葉)です。
昆明茶廠は廉価なプーアール茶を沢山販売していましたので、茶葉に高級なものが使われているものは少ないのですが、このプーアル青磚の茶葉にも、ややその傾向が感じられます。
茶葉は形が整わず、ボロボロとしています。また、茶葉の茎とか、茶の実とか、木の枝などが混入しています。
しかし、茶葉の茎が多くあるのは、長期保存のときに湿気を逃がしたり、また甘みを出すので、悪いものではありません。意図的に入れているものです。


左:プーアル青磚
右:7581雷射磚茶
磚茶の圧延は、ずいぶんしっかりとカチカチに固められています。これはまるで、下関茶廠の、鉄の型で圧延された製法の「鉄餅」を思わせます。
写真左のプーアル青磚が、薄くコンパクトなのは、そのぶん強く押し固められているということです。

プーアル青磚茶90年代プーアール茶
プーアル青磚茶90年代プーアール茶
カチカチに固まった茶葉は、まるで木の皮のようです。ポンポンに沸かした湯で煎じたほうが香りがよいでしょう。
1990年代の茶葉にしては、味は穏やかで、枯れた風味があります。
かといって、強い熟成をさせる香港や広州の茶商の倉庫に共通するクセのある風味はありません。これは、陳年茶葉の特徴です。固形に整形される前に、散茶のまま寝かされているので、熟成が早く、しかもクセのない風味に仕上がっています。
茶葉を陳化させてから固形にしたプーアル茶には、小黄印圓茶80年代初期の散茶(プーアール茶)などがあり、このお茶の説明ページも参照してください。
【小黄印圓茶80年代初期の散茶】

プーアル青磚茶90年代プーアール茶
「陳年茶葉」が寝かされている環境は、香港や広州の倉庫に比べて、温度と湿度は低く、ゆっくりと熟成してゆきます。お茶のお茶らしい苦味や渋味を維持しつつ、味が枯れたようになってゆきます。
メーカーが「陳年茶葉」をつくるのには、2つの理由があります。ひとつは、高級茶の製法のひとつで、もうひとつは、茶葉の不作の年に備えるためです。1970年頃のブレンド茶葉の手法が確立されたころから、「陳年茶葉」による製品も増えています。

飲む人を選ばないプーアール茶で、 個性が際立つこともないので、食事との相性も抜群です。食卓や茶の間のお茶としていかがでしょうか。

プーアル青磚茶90年代

茶葉の量のめやすは以下をご参照ください。
【5gの茶葉でどのくらい飲めるか?】

保存方法については、以下のコーナーをご参照ください。
【プーアール茶の保存方法】

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お客様のご感想

埼玉県O.Kさま
おいしいです。
90年代ということでもっと青々とした感じかなと思っていたのですが、熟成が進んでいて十分出来上がっていて飲みやすいです。熟成が進んでいる割りには倉庫の感じやカビ臭い感じが無いです。
あとで下関乙沱茶と比べると個性が少ないと感じますが、そこがかえってこのお茶のよいところでしょう。このお茶も人気があるのが頷けます。

静岡県K.Sさま
結構飲んだ後の爽快感がいいですね。

千葉県W.Hさま
まず最初に爽やかさが、続いて甘みが口の中に広がる感じです。 すっきり感もあり、とても飲みやすく、尚且つ、美味しいですね。 家族にも評判良く、価格的にも気軽にじゃんじゃん飲めるお茶だと思います。

静岡県T.Tさま
はじめは、番茶みたいな平凡な味かと思いましたが、飲むうちに味わいの奥深さを感じて、ずっと飲み続けていたいお茶になりました。我が家では食事時には欠かせないお茶になっています。

千葉県A.Tさま
食事の時にガンガン飲んで...旨さに目覚めました。

東京都H.Kさま
個人的に一番好みだったのは、一番安いプーアール青磚茶90年代でした。 一番若いお茶だったようですが、すっきりとした飲み口が、春のぼやけた脳みそに心地よかったです(風邪のせいで舌がこういう味覚を求めていたのかもしれません)。

新潟県U.Kさま
思ったより柔らかい味で美味しかったです。かすかに甘い香りもあります。ちょっと個性がないかな?とも思いましたが、このほうが食事や甘いものには合わせやすいですから、家族団らんにこのお茶を利用したいと思います。

滋賀県S.Yさま
苦味が少なくスッキリしていて飲みやすかったです。 普段から飲んでもいいかもと思いました。


つぎきこのプーアール茶はいかがでしょう?
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【このプーアール茶の詳細】


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