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下関乙沱茶プーアル茶

xia guan yi tuo cha

下関乙沱茶プーアル茶
下関乙沱茶プーアル茶

下関乙沱茶プーアル茶 1個 約90g~100g
2008/09/29 終了

製造 : 1988年ごろ
茶廠 : 下関茶廠
茶山 : 雲南徳宏州与思茅地区
茶樹 : 大葉種 喬木
茶葉 : 特級、1級~3級
工程 : 生茶
重量 : 90g~100g/1個
倉庫 : 香港常温乾倉

甘味
●●●○○
渋味
●●●○○
とろみ
●○○○○
酸味
●●●○○
苦味
●●●●○ ドライな苦味
香り
●●●●○ 花蜜香
熟成度
●●○○○ 製造、倉庫とも熟成やや弱め

バニラのような甘い香りに、生茶のドライな苦味のバランスがよく、しっかりした旨味がベースになったふくよかな風味です。

沱茶の老舗メーカー下関茶廠の生茶です。
下関の「蒼山泉水」の甘い清らかな水と、「下関風」といわれる四季を通して吹く風が、大葉種にしては小さめながらも、甘い香りとふくよかな風味の良質な茶葉でお茶が作られています。

下関茶廠には、いくつもの代表作がありますが、沱茶のほかにも、「鉄餅」と呼ぶ、鉄の型で茶葉を硬くカチカチに固めた「早期藍印鉄餅」 、「下関茶磚」など、強いめの圧延技術に特徴があります。
+【早期藍印鉄餅】
+【下関茶磚】
その技術的な特徴もまた、お茶の風味に現れています。かすかにバニラのような香り、渋みや苦味のしっかりしたお茶らしさ。何煎もしてから現れる甘露の甘味。どの銘柄の年代モノの生茶にも、下関茶廠に共通する風味を感じることができます。

下関沱茶
下関茶廠の沱茶には、もっとも生産量の多い「甲級沱茶」があります。「乙級沱茶」はそれに対して生産量が少ないです。茶葉の配合が異なりますが、長期保存には「乙」のほうが適しているせいもあって、年数が経ってからは、「乙級」のほうが市場で評価されました。
新しい生茶の場合は、新芽や若葉だけで作られたものが飲みやすくて、人気があります。年数を経て変化した味は、また別もので、必ずしも新しいうちに美味しかったものが、老茶になって美味しいとは限りません。

下関乙沱茶プーアル茶
下関乙沱茶プーアル茶
下関乙沱茶の名前のとおり、「乙」と記されています。

下関乙沱茶プーアル茶
この写真は、同じ下関茶廠の沱茶で、左が「特級」、右が「乙級」です。
熟成年数の違いがあり、色の違いにそれが現れていますが、茶葉の形に目を向けると、配合されている等級の違いが見てとれます。
左の「特級」のほうは、新芽の白いところが多く混ざります。それに対して、右の「乙級」のほうは、新芽の明るい色が少ないため、全体的に黒ずんで見えます。新芽の白い色は、年数が経つと黄金色に変色します。右の「乙級」のほうには、それがわずかに見られる程度です。
新芽が多いと、甘い香りがして、渋みが少ないため飲みやすく、生茶で保存年数が短くても飲みやすい風味になります。
等級が大きな茶葉には、「辛い」と表現されるほどの強い渋みや苦味があることが多く、作られてからすぐには飲みにくい味になります。この渋い苦い味が長期熟成によって変化し、バランスの良い美味しさになります。

下関乙沱茶プーアル茶

この下関乙沱茶の茶葉の等級には、特級、1級~3級あたりの茶葉がブレンドされています。等級の異なる茶葉の配合は、味のバランスと、長期保存するときの熟成が考慮されています。異なる等級の茶葉を配合することで、適度に茶葉に隙間ができ、空気を通し、熟成が上手くすすみます。

下関乙沱茶プーアル茶
煎じると、ゆっくりと明るい栗色の茶湯になります。 硬く固められているため、はじめの2煎めくらいまでは、茶葉が開きません。また、茶葉はかたまりで見ると、小さいながらも重量があるので、いつもより少なめに見える茶葉で煎じるのがコツです。3~4煎めになってきて、茶葉が開いてくると、大きく膨れて、お茶が濃くなりやすいので、調整が必要です。

下関乙沱茶プーアル茶
下関乙沱茶プーアル茶
何煎もした後の葉底(煎じた後の茶葉)です。
1~3級の茶葉が主体ですが、4級くらいもありそうな大きさの茶葉もときおり混じります。 いろいろな大きさの茶葉や茎の部分がバランスよく配合されているのがわかります。

沱茶は100gの小さなサイズでは茶葉がコンパクトに押し固められるため、大きな茶葉は窮屈に折りたたまれ、ちぎれているものが多くなります。 それが複雑な風味につながります。

下関乙沱茶プーアル茶
写真はちょっと濃い目に煎じてますが、もう少し薄めにすると、透明感のあるやまぶき色になります。やまぶき色くらいがバランスの良い風味です。薄めに煎じたほうが、香も立ちやすいです。
ちょっと濃いめに煎じると、まろやかながらもお茶らしい渋みと苦味が強く出ます。甘いお菓子にはピッタリです。新しいお茶にあるような、口が痺れるような渋みは全くありません。
5~6煎ほどしてからは、渋みや苦味は薄れ、特有の甘露な甘みがにじみ出ます。

下関乙沱茶プーアル茶
ミルクティーにしても美味しいお茶です。
お試しになってみてください。

長期保存する場合は、茶葉を崩してしまわないで、固形のままで保管するのがよいでしょう。飲む前の数週間以内であれば、崩して飲むほうが口当たりはやわらかくなりますが、あまり長く崩したままで放置すると、茶葉の香りは薄れやすいです。しっかりと圧延されていることで、内側の茶葉は香りを封じ込めています。

下関乙沱茶プーアル茶
香港の茶商の倉庫を出てきたもので、当店が入荷した時は、まだ倉庫臭があり、また、茶葉はやや湿ったような感じでしたが、当店の棚で、乾燥保存され、倉庫臭は消え、茶葉も乾燥しています。
自宅の常温の乾燥した環境で保存すると、急な味の変化は無く、ゆっくりとまろやかな味になってゆくことでしょう。

まとめて手元に置き、少しずつ崩して飲む楽しみがあります。

下関乙沱茶プーアル茶
硬く押し固められた茶葉のため、手で崩すことができません。
千枚どおし(目抜き)をお試しください。
茶葉の層に入るように、斜めに差し込んで、コインくらいの厚さ、大きさの茶葉のかたまりを、表面からはがしてください。カンタンに茶葉が崩れます。

下関乙沱茶 1個 約90g~100g 

量の目安にしてください。
+【5gの茶葉でどのくらい飲めるか?】


■お客さまからのご感想<・p>

埼玉県O.Kさま
花の香りです。おいしいです。
もっとおいしいプーアール茶はたくさんあると思いますが、このお茶であれば十分なのではないかと思いました。そのくらい完成度が高いと思います。

ニューヨークM.Sさま
クオリティーの良さとリーズナブルな価格に満足です。思っていたよりも熟成は浅いようで、若々しい味わいが楽しめますが、まろやかなのでスムーズに飲めます。

神奈川県K.Yさま
いわゆる「プーアール茶」っぽくなく…と書き始めたのですが、じゃあどういう味なのか、というといまひとつまとまった感想がつかめず困り中。 好みの味ではあるのですが。
茶葉を多めに入れたときと少な目のとき、飲みはじめと何煎か入れた後、で味の印象がすごく異なるのであまりコレという言葉が 出てきません。むむ…。

神奈川県 I.Sさま
2年間ずっと愛飲しています。この味がなんともいいです。少しずつ熟成しているのでしょうか、味わいも香りも軽快に、まろやかになっているように感じます。

滋賀県S.Yさま
薄めに入れて香りを楽しむといい感じでした。
濃く入ってしまった時は、最初のうちは大丈夫だったのですが、カップ半分を飲んだあたりから物凄く渋みと苦味を感じて飲むのがきつくなりました。
現在鼻の調子が悪いので感想を申し上げるのはどうかという状態なのですが、ジャスミンティーのような花の香りがして香りを楽しみつつ飲みました。
苦味や香りがある分、店長さんが言うように甘いものを食べる時には今回の下関乙沱茶などが口をすっきりさせてくれるだろうとなと感じました。

北海道I.Kさま
下関乙沱茶は、お試しの時より香りは華やかな 芳香を感じました。一番近いと思う香りが漢方薬店の香り でしたが(笑)。いえ、決して嫌な香りではないですよ。ただ、他の 購入者の方が言うように初心者にお勧めかどうかはちょっと疑問に 思いましたが。
下関沱茶は、よくある甲級沱茶の新しいものを購入して飲んだことが あります。店の人が「不味いよ」と言い(笑)、妻も「不味い」と 言いますが、私は決してそうは感じませんでした。あのスモーキーな 香りも結構好みで、ちょくちょく鼻を近づけていい気分になりますし、 「辛い」と呼ばれているらしい渋みや苦みも、かえって口の中がモヤモヤ しているときにはさっぱりしていいかな、と思ったくらいです。ただし毎日飲みたいほどいいか、と言われれば考えてしまいますが、 積極的に不味い不味い言うほどではないと思います。
今回の乙17年は、 そのスモーキーな面影がまだ感じられ、さらに別の要素が生まれつつある、 という過渡性を感じました。しかしまだまったり感がないので、生茶の もっと熟成したものを今度は体験したいな、とも思いました。そして、 甲級沱茶も飲み残しを通気の良いところに置いてありますが、この調子 では熟成した味になるのは定年後か、とちょっと怯んでいます(笑)。  
私の住む旭川は、北海道の中央部、上川盆地の中心にあり、大河石狩川を 中心に4本の川が流れ、さらに無数の支流が巡る、夏暑く冬寒い、北海道に しては湿度の高い地域です。それで私は行ったこともないくせにこの地を 「北海道の四川省」と称しています(笑)。このような土地で保存する ことは、普シ耳茶にどのような影響を与えるか、少し楽しみにしています。

府中市 yhkondoさま
さっそく飲んでみました。
10年以上経っているもののようですが、それ以上に発酵臭が完全に消えてあっさりしたかんじで、日常にもとても飲みやすいと感じました。きわめてさっぱりした飲み味であるのに、鼻に抜ける軽いフルーツ系の香りがここちよいです。説明書にあったようにすこし薄目に入れると、色もよく、この茶の個性を生かせると感じました。

愛知県T.Mさま
下関乙沱茶についてまず驚いたことがありまして、
茶葉から薄い土のような香りと強い花の蜜のような甘い香りが漂い、「このまま(茶葉を)食べても大丈夫なのでは?」と思ったことが印象的でした。(特に梱包用の袋を開けたときの香りはびっくりしました。こんなに香りがでるものなのか、と)さすがにそまま茶葉を口にすることはしませんでしたが、実際に煎じて飲んでみましたところ、多少濃いかな、と思う茶湯の色でも、苦みはほとんどなく、多少渋みが増すことで、むしろ甘みが強く際だつ感じがしました。
プーアル茶を飲み始めてそれほど長いわけではありませんが、それまで飲んでいたものとは印象を一変させる位の良い味わいだと思いますし、初めての方にもおすすめできる物ではないかと思いました。

兵庫県T.Aさま
土か木の皮のような香りのするとてもおいしいお茶でした。

広島県NFさま
私は相変わらず、下関乙沱茶が気に入っており、3回目を淹れる時に、渋さの出る一寸手前で感じる甘さが好みです。

お客さまの感想をお待ちしております。
+【店長にメール】


つぎにこのプーアール茶はいかがでしょうか?
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