大益7562磚茶06年 1枚 約250g 1枚 5,600円 100g 3,000円 航空便送料込の価格です。 2枚以上の価格は申込みフォームをご参照ください。 ⇒【申込みフォーム】 製造 : 2006年10月8日 茶廠 : 雲南孟海茶廠 茶山 : 孟海茶区 茶樹 : 潅木(喬木の量産型) 茶葉 : 2級〜6級 重量 : 250g 工程 : 熟茶 倉庫 : 未入倉
なめらかで、ふくよかで、甘味が強く、クセがなく、人を選ばない風味の熟茶です。近年作られた数ある熟茶を試飲した結果、2006年の「大益7562磚茶」は特別に出来がよいと感じて、これを選びました。 出荷されてから現時点(2007年11月)に、まだ1年ほどしか経過していないにもかかわらず、すぐにでも美味しく飲めるお茶に仕上がっています。 ![]() 孟海茶廠から発売されている磚茶の一例 孟海茶廠だけでも、2007年の熟茶は24種類あり、そのうちの磚茶は4種類です。 ⇒【孟海茶廠「大益牌」ホームページ】 「7562」という銘柄は、1970年代が最初です。「7562」という数字の番号を「茶号」と呼びますが、茶号のついたはじめての磚茶が、「7562」になります。 それはまだ渥堆(メーカーで茶葉に水を撒いて発酵させる熟茶をつくる技術)によるものではなく、生茶に分類できるものでした。一定期間倉庫に保存された陳年茶葉が使用されています。その頃は、渥堆以外にも茶葉を陳化させ、まろやかな風味を短期間でつくる技術が試みられており、30年以上経った現在からふりかえってみると、それらには特別な風味があります。 また、「7562」の最初のものは、2級の小さな茶葉を主に使われたのも特徴で、それがカチカチに圧延されたことも、風味の個性につながっています。 7562の「2」は、当時お茶の取引が国の管理だったころの、孟海茶廠にあたえられた番号ですが、実際にこれをつくったのは下関茶廠とされています。孟海茶廠はそれを監修し、販売を担当したという、特殊なケースのお茶でした。 ⇒【7562磚茶プーアール茶】 この最初の「7562」は後から人気が出たため、現在では高価なものになり、コピー品も多く出現したのですが、孟海茶廠からも何度かこれに似た復刻版も出ています。しかし、それらはすべて渥堆による熟成のされた、「熟茶」になります。 そして、この「大益7562磚茶」も、渥堆による熟茶です。 「大益」は、孟海茶廠の自社の商標です。2004年に民営化してからは、ほとんどの品が自社商標でつくられるようになっています。レンガ型の「磚茶」のタイプでは、1988年に一度だけ「大益」のものがありますが、それ以外は、すべて1994年頃からの、雲南の茶葉の取引が自由化される動きが出てきてからのものです。 ⇒【大益牌について】
茶葉は2級の小さなものだけではなく、2〜6級の茶葉がブレンドされています。2級の小さな茶葉をメインに使って、カチカチの圧延という特徴が受け継がれていませんが、 その理由は、あくまでも推測ですが、技術的な問題というよりも、保存熟成が難しくなるせいと、味のバランスを考慮したためだと思います。 小さな茶葉だけでカチカチに固められると、通気性が悪く、湿気の多い茶商の倉庫のような環境で保存されると、茶葉の中まで湿気が入り込み、風味に悪い影響をあたえる原因になります。また、乾燥したところで上手に熟成されたとしても、味の変化の速度はごく遅いものになり、まろやかな風味になるのに時間がかかります。 小さな茶葉や新芽だけで作られたものは、圧延された固形茶葉の表面が美しく、高級に見えるため、贈答品としては良いのですが、それが渥堆による熟茶の茶葉でつくられた場合は、苦味が強くなるなど、バランスの悪いものが多いのが実のところです。また、渥堆熟成のときには、大きな葉や茎の部分は菌類に栄養を与え、通気をよくするので、ブレンドするほうが熟成の具合がよいのです。それらを考慮した茶葉の配合が、この新しい「7562」にはされているのだと思われます。 ![]() 外は紙箱、内は薄手の紙の包装です。通気性があり、光を遮るため、紙箱のまま長期保存ができます。 ![]() 紙箱の裏面に、 批次:601 ( 2006年第1番目の出荷) 日付:2006年10月12日 批次は、 一年のうちに何度か出荷されたときの番号です。早いものほどやや市場での価格も高価になります。 10月12日が、2006年ではじめての出荷となるのは、すこし遅いようですが、メーカーでの渥堆熟成の期間もあるため、生茶に比べて熟茶の出荷は遅くなります。しかし、2007年の大益7562磚茶の批次701は、4月26日です。茶葉はブレンドのため、いつの時期に収穫された茶葉であるかは、出荷日からは知り得ません。 ![]() 前: 2006年の大益7562磚茶 奥: 2007年の大益7562磚茶 「大益磚茶」の「磚」の文字のデザインが異なります。複製品対策のひとつです。 ![]() 内飛(茶葉に埋め込まれた紙)です。 青の「S」の文字の QS認証マークがあります。 「QS」は、「食品質量安全」QualitySafetyの略です。 ⇒【中国QS認証网】 2006年からの内飛や、標簽(7枚組みの外包みについているもので、内飛と形の同じ紙)には、コピー防止対策がされています。孟海茶廠のサイトにその詳しい情報があります。 ⇒【2006年大益正式発動前沿印鈔技術・孟海茶廠】
固形の茶葉は、硬く押し固められており、カチカチで、手で崩せるものではありません。千枚通しをつかって、表面の茶葉をはがすようにして、少しずつ崩してください。当店で崩した茶葉もご用意しておりますので、ご注文時にそれを指定いただけましたら、崩す手間は省けます。
水(お茶の湯)の色は、明るい栗色ですが、濁りがあります。 これは、まだ保存熟成期間の短い新しい茶葉のためです。熟成期間が長くなるほどに、色の濁りが少なくなり、透明感がでてきます。それと同じように、味も濁りが少なくなってゆきます。 しかし、この「大益7562磚茶06年」に限っては、味の濁りが嫌なものではなく、それもまた風味に厚みを与えています。
葉底(煎じた後の茶葉) 等級は、2級〜6級あたり。新芽や茎の部分も適度に混ざります。 新茶園の茶葉の割には厚みがあり、栄養豊富な感じがします。 熟成の異なる茶葉がブレンドされており、それを3つの色に分けることができます。このブレンドの技術によって、気候に左右される茶葉の風味の変動を安定させ、「大益7562磚茶」をほぼ同じ味の製品として作ることができます。 茶葉は、その年でこの製品にもっとも適した茶山のものが選ばれます。孟海茶廠では、このような茶葉をブレンドする技術を、1970年頃から採用しており、多くの銘柄にブレンド茶葉が使われています。生産効率を高めるだけでなく、ブレンドによる美味しいお茶作りの研究もされています。 2007年の「大益7562磚茶」と比べてみました。
左: 「大益7562磚茶06年」 このお茶 右: 「大益7562磚茶07年」 微妙に色の違うのがわかるでしょうか? 左の2006年のが少しオレンジ色がかっていて、右の2007年のが少し黒っぽく光沢があります。2006年のほうが、メーカーでの渥堆熟成がやや弱く仕上がっているように感じます。 孟海茶廠の熟茶をいろいろ試飲してきた印象では、2005年頃からの熟茶づくりの技術が飛躍的に向上しており、同じ銘柄の、製造年による風味の差は少なくなってきている傾向にあると思います。しかしそれでも、やはり自然のものなので、風味は少しずつ異なります。
左: 「大益7562磚茶06年」 このお茶 右: 「大益7562磚茶07年」 水(お茶の湯)の色や、葉底(煎じた後の茶葉)はそっくりです。 味の差は、ひとくちめにはっきりと感じることができます。2006年のは、なめらかな口当たりで、甘味を強く感じます。2007年のはやや乾いた口当たりで、甘味はすこし弱くなります。 もっとも、熟成期間の差がありますので、それを考慮する必要もあるのですが、このお茶を購入している多くのファンもおなじような印象をもっているためか、2006年の市場価格は、2007年の1.5〜2倍になっております。 ちなみに、2005年の大益7562磚茶も試飲したことがあるのですが、苦味がつよく、5級あたりの茶葉がメインにされており、2006年と2007年の大益7562磚茶とはまた別のものでした。
大きめの茶器で、いっぱい淹れて、ガブガブ飲むのも美味しいお茶です。脂っこい料理とあわせても良いですし、仕事中に淹れっぱなしにしたのを、時間をかけて飲むのも良いでしょう。 糸くずが裏面のところどころにあります。 これは、圧延されるときに使われる布のものです。茶漉しのある茶器で淹れる場合には全く問題がありませんが、あらかじめご承知いただいたうえで、お求めいただけますようお願いします。 また新しい情報があれば、ここに文章を追加・変更してゆきたいと思います。 大益7562磚茶06年 1枚 約250g 1枚 5,600円 100g 3,000円 航空便送料込の価格です。 2枚以上の価格は申込みフォームをご参照ください。 ⇒【申込みフォーム】 茶葉の量のめやすは以下をご参照ください。 ⇒【5gのプーアール茶葉でどのくらい飲めるか?】 保存方法については、以下のコーナーをご参照ください。 ⇒【プーアール茶の保存方法】 ⇒【プーアール茶.com店長にメール】 お客様のご感想 F.Nさま 早速夕食後に大益7562磚茶06年を飲みました。 口あたりがとてもまろやかで飲みやすかったため 普段はクセがあると言ってプーアール茶を倦厭する夫も 「今まで飲んでたものとは全然違って美味しい」と言い 娘も気に入ったようで3人でガブガブ飲んでいました。 普段使いで飲むには最適かと思いました。 つぎにこのプーアール茶はいかがでしょうか? |