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攸楽山古樹春茶09年

youleshan gushucha 09 spring


攸楽山古樹春茶09年
2010/01/05 終了

製造 : 2009年
茶廠 : 基諾族農家
茶山 : 西双版納攸楽山(基諾山)
茶樹 : 大葉種喬木古樹
茶葉 : 1~4級
工程 : 晒青毛茶(プーアール生茶の原料)
倉庫 : 熟成無し

甘味
●●●●○
渋味
●●●○○
とろみ
○○○○○
酸味
●●○○○
苦味
●●○○○ 滋味
香り
●●●●● 蘭香、黄豆香
熟成度
○○○○○

雲南省西双版納の旧六大茶山のひとつ「攸楽山」の晒青毛茶(プーアール茶の原料)です。
樹齢200~500年の古茶樹の2009年3月の春摘み。清々しい新緑の風味です。

攸楽山古樹春茶09年
攸楽山古樹春茶09年
西双版納攸楽山(基諾山)については、
+【攸楽山(基諾山)/西双版納の茶山】

■古茶樹の茶葉について
古茶樹園の茶樹は雑木林の中に点在しています。自然のサイクルの中でのバランスがとられて、まさに本物の生態茶です。

攸楽山古樹春茶09年
攸楽山古樹春茶09年
写真の真ん中付近に茶樹がぽつぽつとあります。
古式の自然栽培です。乾季に根元の土に鍬を入れ表面を掘り返して空気を通し、枯れた下草がそのまま肥料の代わりになります。周りの広葉樹の落ち葉も鍬入れで土に混ぜられ、栄養となります。

攸楽山古樹春茶09年
攸楽山古樹春茶09年
古茶樹は枝ぶりのわりには葉が少なく、ぱっと見た目は貧相です。新芽や若葉も密集しないでスカスカしています。その分、一枚一枚の葉にたっぷり栄養をたたえています。

攸楽山古樹春茶09年


茶葉は、一芽三葉の茎の部分をふくめて摘まれます。 鮮葉―殺青―揉捻―晒干の工程を経て、晒青毛茶になります。もちろんすべて手作業です。

攸楽山古樹春茶09年
攸楽山古樹春茶09年
攸楽山古樹春茶09年
攸楽山古樹春茶09年
太陽で茶葉を干す晒干は、竹を編んだざるが使われます。需要の増えた近年は、コンクリートの地面にそのまま茶葉を撒いて晒干するところもありますが、この茶農家では香りのために昔ながらのやり方を守っています。

攸楽山古樹春茶09年
新芽の茶葉の表面の「白毛」が見えます。

■飲み方について

攸楽山古樹春茶09年
茶葉をほんのひとつまみ、大きめのポットに入れ、熱湯で軽く洗茶をします。高温でサッと淹れるほうが、香ばしい豆の香り、緑茶のように少し低温(80度くらい)で淹れると蘭の花のような高貴で甘い香りが楽しめます。その蘭の香りこそが、高級茶として歴史のある旧六大茶山(江北の茶山)の特徴です。
湯を足しながらゆっくり一日飲むのが似合うお茶です。
ちなみに、山岳少数民族たちの日常のお茶はこの晒青毛茶です。プーアール茶というのは、晒青毛茶を遠くの地に運ぶ時に、プーアール県という小さな町にいったん集めてから遠征したので、その名前がついたのです。長距離を茶葉を傷めずに運ぶために、餅茶などの固形茶にされます。
長期熟成のお茶として開花したのは、産地の茶山ではなく、長い旅の末にたどり着いた土地でのことです。

攸楽山古樹春茶09年
攸楽山古樹春茶09年
攸楽山古樹春茶09年
葉底(煎じた後の茶葉)
一芽三葉と、しっかり茎の部分があります。丸々と太った茎や葉脈。厚みのある茶葉、古茶樹の特徴が現れています。
ところどころ焦げたような跡があるのは、殺青の火入れによるものです。このとき朝露の水滴が茶葉に残っていると焦げができます。これを防ぐために摘んだ茶葉を半日~一日寝かせて萎れさせる「萎凋」をするのですが、その時間が足りなかったのでしょう。
煙味(煙っぽい香り)はほとんどありません。3月~4月中旬までは晴れた日が多く、茶葉の天日干しがスムーズに完了します。4月下旬からは雨が徐々に多くなるため、天日干しのかわりに室内の囲炉裏の火で炙って乾かす必要があります。このときかすかにつく煙の臭いを「煙味」と呼びます。
一般的に生茶のプーアール茶製品には煙味があるのですが、近年になって高級品の茶葉には煙味が嫌われる傾向があります。

攸楽山古樹春茶09年
攸楽山古樹春茶09年
攸楽山古樹春茶09年
一人飲みでは、耐熱グラスのコップやマグカップに茶葉を入れて、そのまま飲む手もあります。茶葉が大きいので、洗茶の湯を捨てるときにこぼれにくく、蓋無しでもちょっと箸をそえるなどすればなんとか洗茶できます。

攸楽山古樹春茶09年
攸楽山古樹春茶09年
煎じる時間を一瞬にサッと淹れると香りと甘味が強く出て、渋味や苦味は少ないので、まるで香りを飲むお茶になります。
その香りはお茶というよりは高山地帯の小さな花のようなようです。1700年代の清の時代にこの土地の茶葉を北京まで運ぶことになった理由が少しわかるような気がします。

また新しい情報があれば、ここに文章を追加してゆきたいと思います。

攸楽山古樹春茶09年

+【5gの茶葉でどのくらい飲めるか?】

保存方法については、以下のコーナーをご参照ください。
+【プーアール茶の保存方法】


お客様の感想

東京都O.Kさま
日本の上質な煎茶にも似た香りと味わいです。 はじめの数煎は緑茶のアミノ酸系のうまみを感じます。 その後は江北茶山独特の味わいが長く続きます。 易武山に比べるとクセが少なく飲みやすくておいしいと思います。

福岡県K.Fさま
ほんの少し香ばしく、ふわーっと良い香りが立つ美味しいお茶ですね。 原料茶では、今飲んですぐ美味しい、素直なお茶といった感じでした。 普通の緑茶よりさすが、パワーがありますよね。 ついつい飲みすぎて茶酔いしてしまうのが分かります。
アップされた記事も拝見しました。 写真、いいですね。 自分が頂いたお茶の作られた風景が 目で見ることが出来、来歴が分かるのは面白いです。 プーアール原料は理屈では、緑茶と似ているはずなのに、 燻製の香りがする理由も分かり、なるほどなぁ、と納得しました。

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