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大益茶磚96年プーアル茶

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大益茶磚96年プーアル茶
大益茶磚96年プーアル茶

大益茶磚96年プーアル茶 1枚 約235g~260g
2010/03/12 完売

製造 : 1996年
茶廠 : 雲南孟海茶廠
茶山 : 西双版納孟海茶区
茶樹 : 大葉種
茶葉 : 2級~6級
重量 : 235g~260g
工程 : 熟茶
倉庫 : 香港乾倉

甘味
●●●○○ しっとり甘い
渋味
●●○○○
とろみ
●●○○○ /dd>
酸味
●●○○○
苦味
●●●●○ ほろ苦味しっかり
香り
●●○○○
熟成度
●●●●○ 製造の熟成強め・倉庫やや強め

しっかりと熟成した、「うま味」の濃い熟茶です。
2004年以前の国営時代の孟海茶廠がつくった「大益」ブランドの熟茶の傑作です。

大益茶磚96年プーアル茶
熟茶は、メーカーで茶葉に水を撒いて発酵させる「渥堆」の工程があるため、出荷されてからすぐにでも飲み頃なほどに熟成しているのですが、この「大益茶磚96年プーアル茶」は、香港の茶商の倉庫でさらに熟成され、円熟の味わいになっています。

大益茶磚96年プーアル茶
「大益」ブランドのお茶です。
孟海茶廠(メーカー)の自社の「大益」の商標が包み紙に印刷されたものです。
レンガ型の磚茶には、1988年にいちど「大益」の商標の入ったものが作られ、その後はすべて1994年以降となります。
1990年代中頃から、雲南のお茶の取引の自由化の流れで、孟海茶廠は国営の会社を通さずに、直接茶商から注文を受けるようになったため、この頃から孟海茶廠の自社の商標である「大益」の印刷された商品が増えています。「大益」の包み紙や箱には、孟海茶廠の名前が印刷されています。
大益牌(商標)については、以下のページをご参照ください。
+【大益牌について】

大益茶磚96年プーアル茶
包み紙の中央あたりに、
「孟海茶業有限責任公司制造」、
その下に、(原孟海茶廠) と書いてあります。
これは、1996年に社名を改名したためです。
孟海茶廠は、1940年に創業されてから何度か改名しており、その歴史は以下のようになります。
1940年:「雲南中国茶葉貿易股分有限公司佛海実験茶廠」
1944年:「雲南中国茶葉貿易有限公司佛海実験茶廠」
1950年:「中国茶葉公司雲南県公司佛海実験茶廠」
1953年:「雲南県茶葉公司西双版納茶廠」
1970年:「雲南省茶葉公司孟海茶廠」
1996年:「西双版納孟海茶業有限責任公司」
2004年:「孟海茶廠」は国営企業から民営企業に転身。

大益茶磚96年プーアル茶
大益茶磚96年プーアル茶
2級~6級のブレンド茶葉で、4~5級の茶葉が多く使われている様子です。ところどころに黄色く細い茶葉が見えるのは、新芽の部分です。他の磚茶(四角いブロック型)と同様に、茎の部分も多く混ぜられています。縁の一部がめくれ上がったようになっているのは、当時の押し型の特徴です。
裏面には布の後があります。製造工程の最後は、蒸して固めて干して出来上がるのですが、蒸しのときに茶葉を布でくるんで型に入れますので、その布の型がつきます。

大益茶磚96年プーアル茶
大益茶磚96年プーアル茶
裏面にはポツポツと突起があります。 鉄の型の特徴なのですが、鉄の型で作られた割にはカチカチに固まっていることなく、ゆるいめです。大きめの4~5級茶葉や、茎の部分が中心に配合されており、茶葉と茶葉の隙間が空きやすいのだと思われます。

大益茶磚96年プーアル茶
一枚一枚の茶葉の厚みが微妙に異なります。これは圧延の精度が悪いせいもあるのですが、年数が経つほどに茶葉と茶葉のすきまがわずかに空いてくるので、厚みはさらに増してゆきます。そして一枚一枚の厚みにも格差がでてきます。大きめの茶葉の等級を配合して作られたものが、このようになりやすい傾向があります。

大益茶磚96年プーアル茶
大益茶磚96年プーアル茶
強く熟成されたしっかりした味わいです。まろやかで、米や小豆などの穀物のような風味があり、苦味が全体をひきしめています。
葉底(煎じた後の茶葉) は、ほどよく黒く枯れていて、ややしなびています。強く熟成した様子です。

大益ブランドの磚茶は、今年になっていろいろな種類が発売されています。
茶葉の等級の異なるいくつかの「大益磚茶」がありますが、 その中で、茶葉の大きさや質がほぼ同じで、さらにメーカでの「渥堆」による発酵度合いも強めなところが似ている、「大益磚茶五級2006年」との比較をしてみました。

大益茶磚96年プーアル茶
大益茶磚96年プーアル茶
左: 「大益磚茶五級2006年」
右: 「大益茶磚96年プーアル茶」
固められた茶葉の表面の様子からも、熟成の差が伺えます。年数が経つにつれ、茶葉と茶葉の隙間が空くので、表面はゴツゴツした感じになります。表面の白っぽいところは、「白露(バイルー)」と呼ばれるもので、茶葉が湿ったときに成分が浮き出て白くなるものです。熟成具合の良いものは、白露があったほうがかえって美味しい場合もあります。茶葉によっては、白露があるものは不味いケースもあるので、一概には言えません。「大益茶磚96年プーアル茶」は美味しいといえます。


大益茶磚96年プーアル茶
上: 「大益茶磚96年プーアル茶」
下: 「大益磚茶五級2006年」
側面から見ると、どちらも片側のほうは薄く、反対側のほうは厚いです。一枚の厚みが均一にならないのが「大益磚茶」の押し型の特徴なのかもしれません。

大益茶磚96年プーアル茶
左: 「大益磚茶五級2006年」
右: 「大益茶磚96年プーアル茶」
まったく同じ重量の茶葉で、同じようにして淹れてみたものです。
熟成年数が経つほどに透明感が増してゆきます。また、色が出るのもゆっくりになります。新しい熟茶は早く色が出て、少し濁りがあります。そのために茶湯の色が濃くなっています。
味の差も色と同じように、古くなるにしたがって透明感が出て、雑味が少なくなります。とくに香りの面で、新しい熟茶には土臭さと鰹節臭があるものが多いです。「鰹節臭」は当店で勝手につけている呼び方ですが、新しい熟茶に多いツンとした香りです。「鰹節臭」のないもののほうが、当店での評価は高いです。

大益茶磚96年プーアル茶
葉底(煎じた後の茶葉)の比較
左: 「大益磚茶五級2006年」
右: 「大益茶磚96年プーアル茶」

大益磚茶五級2006年プーアル茶
大益茶磚96年プーアル茶
上:「大益牌磚茶五級2006年」
下:「大益茶磚96年プーアル茶」(このお茶)
配合されている茶葉は、2~6級で、5級のが多いというのはほぼ同じですが、色や形が異なります。触ってみると、2006年の新しいのはフワフワと弾力があり、1996年のほうは、ややカサカサと硬い感じがします。ほどよい熟成具合です。

大益茶磚プーアル茶
もうひとつの「大益茶磚プーアル茶」
過去にほぼ同じ包み紙の「大益茶磚プーアル茶」を販売したことがあります。製造年ははっきりと覚えておりませんが、大差はないはずです。

大益茶磚プーアル茶と大益茶磚96年プーアル茶
左: 過去の「大益茶磚プーアル茶」
右: 今回の「大益茶磚96年プーアル茶」
包み紙の色褪せ具合いから見ると、右の「大益茶磚96年プーアル茶」のほうが古く見えますが、これは年数の差ではなく、保存された倉庫の環境の差によるものです。過去の「大益茶磚プーアル茶」は、茶商の倉庫には入っていない未入倉のもので、色褪せしていません。

大益茶磚プーアル茶と大益茶磚96年プーアル茶
左: 過去の「大益茶磚プーアル茶」
右: 今回の「大益茶磚96年プーアル茶」
左の茶葉の色は黒々としており、光沢があります。また、しっかりと詰まった感じがします。どちらも使われている茶葉は同じ等級のものです。
右の茶葉の色は、やや白っぽくなっています。また、茶葉はスカスカしているように見えます。保存した倉庫で強めに熟成した証です。

大益茶磚プーアル茶と大益茶磚96年プーアル茶
上: 「大益茶磚96年プーアル茶」
下: 過去の「大益茶磚プーアル茶」
過去の「大益茶磚プーアル茶」のほうがやや厚みがあり、その分、タテヨコの長さが3mmほど短く、表面積はやや小さめになります。重量はほぼ同じ約240gです。

大益茶磚プーアル茶と大益茶磚96年プーアル茶
大益茶磚プーアル茶と大益茶磚96年プーアル茶
左: 過去の「大益茶磚プーアル茶」
右: 今回の「大益茶磚96年プーアル茶」
葉底(煎じた後の茶葉)に色の差が現れています。
見かけ以上に、味の差ははっきりとしています。
過去の「大益茶磚プーアル茶」は、雲南の卸売りから直接上海に来て、当店でしばらく保存されていたものです。おだやかな熟成になります。味は軽やかで、香りは甘く、お茶らしい渋みがしっかりと残っています。
「大益茶磚96年プーアル茶」は、湿度と温度のある香港の茶商の乾倉で保存されていたため、倉庫から出て間もないうちは発酵臭があります。常温で保存すると年が経つごとに薄れてゆきます。

大益茶磚96年プーアル茶

また新しい情報があれば、ここに文章を追加してゆきたいと思います。

大益茶磚96年プーアル茶 1枚 約235g~260g

茶葉の量のめやすは以下をご参照ください。
+【5gのプーアール茶葉でどのくらい飲めるか?】

保存方法については、以下のコーナーをご参照ください。
+【プーアール茶の保存方法】

+【店長にメール】


お客様のご感想

神奈川県A.Kさま
大益茶磚は、96年と乾倉では、96年の方がしっとりと甘い風合いが感じられ、より美味しいと感じました。でも96年を知らなければ、乾倉が上位に行っていたと思います。

北海道I.Kさま
1煎目から穀物系の香りが強く漂い、甘みととろみが口中に満ちます。熟成保存された熟茶の醍醐味ですね。
以前に後期文革磚や雷射7581を1枚物で買いそびれてしまったので こちらを購入しましたが、飲めば飲むほど定番として確保しておきたくなり、在庫のあるうちにもう1枚購入することにしました。
改めてグラム換算するとこの味で この値段は結構買い得なのではないでしょうか。

東京都A.Kさま
今までもったいなくて「にらみ鯛」のように見ているだけだったのですが、ようやく飲んでみました。わき上がる(あんこのような?)甘い香りと甘味に驚きました。ほろ苦みがあるとの事でしたが、私には特段感 じられないほどの優雅な風味に、今までのプーアール茶のイメージが変わりました。やはりもったいなくなってしまい、今まだ大事に保管して います。 とてもほっとする味で、休日ののんびりしたい時に、また頂きたいと思います。

東京都M.T
ほんとうにうま味しっかりです。まろやかでしっとりとしたやさしい味でした。

千葉県W.Hさま
やさしく口の中に広がるとろみ感の中に、 やや苦味も加わって、でも、飲みやすく、とても気に入りました。その後、出がらしの茶葉をコトコト煮詰め、ブルーベリージャムをたっぷり目に入れ て飲んだのですが、 さらに増したとろみと苦味感に、ブルーベリージャムの持つ独特のスーッとする爽や か感がとてもマッチして、 目が覚めるような美味しさでした。本当にお勧めです♪


つぎにこのプーアール茶はいかがでしょうか?
大益7562磚茶06年プーアル茶
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+【このプーアル茶の詳細】


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