zhang lang gu shu hong bing cha
■概要
采茶 : 2016年4月6日
茶葉 : 雲南省西双版納州孟海県巴達山章朗寨古樹
茶廠 : 孟海県工房
圧餅 : 2016年5月14日
工程 : 紅茶
形状 : 餅茶180gサイズ
保存 : 西双版納 紙包+密封
数量 : 23枚
■オリジナルのお茶
2016年の春のお茶です。
当店のオリジナル品です。
+【当店オリジナルのお茶について】
■4月6日
2016年のテーマは一天一采。
ある一日に摘んだ茶葉でひとつのお茶をつくりました。別の日に摘んだ茶葉を混ぜてはいません。
茶葉の成長、その日の天気、日暦(星)のめぐり、製茶時の気温や湿度、そしてお茶をつくる人間の体調や気分。ある一日における「自然」が茶葉に宿ります。
このお茶の采茶(茶摘み)は4月6日。
天候の変化や茶葉のコンディションなどをあわせて考えて、当店では2016年の春に最後の紅茶となりました。
■紅茶づくり
章朗寨には上の写真のように小茶樹の茶畑もあるので、ホンモノの古茶樹の鮮葉を入手するために、森に入ってその場で取り引きします。
章朗寨の森はまだ自然林がたくさん残っていて、茶樹の好む日陰を提供しています。「陰涼」に育つ茶葉は、涼しい口当たりと、キレイに消える後味が特徴です。
章朗寨から製茶場のある賀松寨へバイクで30分かけて鮮葉を持ち帰ります。午後3時頃から日光萎凋をするために、時間を計算して収茶しています。
揉捻は萎凋が適度に仕上がる深夜まで待ってから機械で行います。手もみの仕事を尊重していますが、今回の鮮葉は20キロちょっとで、手揉みするには時間がかかりすぎると考えました。時間がかかると軽発酵の差異が大きくなります。人手を増やすとムラができます。機械での揉捻は全体を均質に仕上げます。
晒干(天日干し)の過程でも軽発酵がすすんで、紅茶らしい色に変色してゆきます。20キロちょっとの鮮葉は乾いて完成すると5キロになります。
茶葉の青みのある黒っぽい色は古茶樹の特徴です。章朗寨のお茶は生茶も紅茶もこの色が古茶樹を証明します。
圧餅は5月14日です。
他の春のお茶といっしょに孟海県の工房にて行いました。餅茶にしてからも太陽光線で餅面を焦がします。これによって長期保存に強い性質を備えます。
■品茶
紅茶は8種あります。
一天一采では、紅茶づくりの要となる軽発酵のすすみ具合が異なり、8種8様の紅茶ができます。単純に軽発酵の進み具合だけを5段階に分けて採点してみました。
左:章朗古樹紅餅2016年 4月6日采茶
右:章朗古樹紅餅2016年・青印 4月5日采茶
この2つのお茶は采茶の日が一日ちがうだけですが、茶湯の色の違いがあるように、お茶の味も異なります。
おなじようにつくっても、茶葉の成長・鮮葉の量・気温・湿度・天日干しのときの太陽光線や雲の具合・風の吹き方などなどが仕上がりを左右します。このような揺れもまた、自然の一部であると受け入れています。
店長のブログでもこのお茶を紹介しています。
+【章朗古樹紅餅2016年 その1.】
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