xiang chun lin hong bing cha
■概要
采茶 : 2016年3月22日
茶葉 : 西双版納州孟臘県漫撒山香椿林 古樹+小樹
茶廠 : 孟海県工房
圧餅 : 2016年5月14日
工程 : 紅茶
形状 : 餅茶180gサイズ
保存 : 西双版納 紙包+密封
数量 : 12枚
■オリジナルのお茶
2016年の春のお茶です。
当店のオリジナル品です。
+【当店オリジナルのお茶について】
■紅茶
天日干しで仕上げた製法の紅茶です。
プーアール茶のように圧延して餅茶にしました。
采茶 3月22日
晒茶 3月23日
圧餅 5月14日
2016年春のオリジナルのお茶は全部で14種です。
■香椿林
西双版納旧六大茶山のひとつ漫撒山(man sa)の一部にあり、ラオスとの国境をまたいで原生林の森が残っています。
詳しくはこちらのお茶のページに紹介しています。
+【漫撒一水紅茶2016年 その1.】
しかし『漫撒一水紅茶2016年』とは異なる場所に茶地があります。
距離にすると1キロも離れていませんが、歩くと1時間ほどかかります。
周囲にまったく茶地がなく、森の中にポツンと孤立しています。
清代末期(1800年代後期)の貢茶の時代に誰かが茶を摘んでいたはずです。馬で茶を運ぶために敷かれた石畳の道の跡や集落にあった寺院の石が、山の深い緑に埋もれています。
2008年に山の猟師がこの場所に茶樹があるのを見つけて、道を開き、周囲の樹木を切り、草を刈り、ふたたび茶地として復活しています。
香椿林の茶樹は幹が細くヒョロヒョロと育ったものが多いです。幹から数本が分かれているのは、100年以上前に台刈りされているからです。茶摘みがしやすいように茶樹を低く仕立てるため、定期的に幹の方から枝を切るのが台刈りです。
枝だけを見ると樹齢100年くらいに見えますが、根本では太い一本の幹になっており、その幹の太さから推定すると樹齢は300年かあるいはそれ以上のものに相当します。
香椿林から村の農家まで鮮葉を運び出すのが一苦労です。そのため、この時期は苗族が山に泊まりこみでアルバイトをしており、茶摘みから運搬までを請け負ってくれます。
3月22日の采茶。この日は自分は采茶の現場に入っていません。前日21日の製茶のために村に残って作業をしていました。農家が苗族を数人雇って山に入り采茶して、午後3時頃に鮮葉を持ち帰ってきました。鮮葉を見てこれを紅茶にしようと考えました。
■製茶
天気が良くて日光萎凋がしっかりできました。水分の少なくなった茶葉は繊維が柔らかくなり揉捻がうまくゆきます。
次の日の晒干も天気がよく、直射日光でしっかり乾燥させることができました。
■圧餅
5月14日に2016年の春のお茶をまとめて圧餅しています。
黒々とした色は、軽発酵が深く仕上がっていることと、古茶樹の茶葉の特徴が現れています。
2016年春の紅茶は8種あります。
一天一采では、紅茶づくりの要となる軽発酵のすすみ具合が異なり、8種8様の紅茶ができます。単純に軽発酵の進み具合だけを5段階に分けて採点してみました。
■品茶
これからじっくり品茶します。
ブログ茶想でも紹介しています。
+【香椿林紅餅2016年 その1.】
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