西双版納州孟臘県旧六大茶山の「象明」茶区にある、
「革登山」(ge deng)と「莽枝山」(mang zhi)と、2つ連なる茶山です。
明代から清代にかけて産量の多かった茶山ですが、清代の中期から廃れてゆきました。
お茶づくりの村はいったん消滅し、現在は周辺の新しい村がこの山のお茶に関わっています。
古茶樹の森は海抜1400メートルの山の尾根付近にあります。
メコン川の支流にあたる「蘿梭江」の深い谷のつくる高低差と、
川の周辺の熱帯雨林から沸き上がる蒸気が山の上の森を育み、
独特の甘いお茶ができます。
明代からの漢族の入植者と共に、四川省の小葉種の苗が持ち込まれています。
小さな葉と細くひょろひょろした枝ぶりの茶樹がたくさん見つかります。
近年の古茶樹ブームにより、この忘れられた茶山にふたたび注目が集まり、
お茶づくりの復興がはじまっています。
請別轉用盗用本网站的文章和照片
当サイトの文章や写真を転用しないでください
Copyright puer-cha.com All rights reserved